久しぶりに今週のお題についての記事を書こうと思います。
今週のお題『私の未来予想図』
私にとって、結婚→出産・・・以来の大きな人生の転機は、一昨年の夏でした。
母の介護のために北海道から引っ越してきたのです。
北海道には33年間住んでいました。
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
その後、私・・・というよりは、私の家族にいろいろと変化がありました。
まず、北海道にいる主人の父が、骨折からの入院で、独り暮らしは難しいと判断し、主人が同居することになり、北海道の実家で男二人暮らしが始まりました。要介護5になった義母は施設に入居しています。
二女が結婚しました。
二女は仕事が忙しく、終電で帰宅することもしばしばあったので、親としては心配だったのですが、結婚を機に退職し、今は定時で帰宅できる職場で正社員として働いています。「給料さがったよぉ~」と言っていますが、長い目で見れば、定時で退社でき、出産育児休暇がとりやすい職場は有難いです。
長女(with 猫)が私と同じ市内に引っ越してきました。
近所・・・というわけではありませんが、それでも日帰りできる距離に娘がいてくれることはありがたい。母の介護も時々手伝ってくれます。
長男は近々転勤があるかもしれませんが、今のところ本社勤務ですし、転勤があってもいずれは戻ってくるでしょう。
転勤しても、平将門の首にあやかって、戻ってこれるそうです。
サラリーマンの守り神だそうですよ。
・・・とまぁ、うちの家族は、北海道にいる主人をのぞき、わりと近くに集結しております。
これは将来、子供たちにとっては都合が良いことだと思うのです。
将来・・・というのは、私たち夫婦が高齢者になった時・・・ということです。
親が高齢になった時、子供が仕事を犠牲にしてまで、親の近くに(もしくは同居)転居しなければならないというのは負担です。
「介護離職」は避けた方がいい!私はしましたけどね、「介護離職」
親のために自分の仕事を犠牲にするのは良くない・・・と思う。
私は親の立場で、子供には自分のために仕事を犠牲にしてほしくない。
遠距離介護は大変です。
施設に入居するのも、入院するのも、手術するのも・・・すべて子供が関わってくるのです。
高齢者独りでは、家を借りることすらできないのです。
なので、子供は近くにいてくれた方がいい。
でも、子供が親のそばに歩み寄ることだけが美徳でしょうか。
私の友人は北海道在住で、息子さんは一人っ子です。
その息子さんは、大学に進学にあたって北海道を遠く離れることになりました。
友人は「たった一人の子供が、大学卒業しても北海道に帰って来なかったらどうしよう。」と内心思ったそうです。
でもその時友人の旦那さまはおっしゃいました。「将来は自分たちが息子のそばへ行けばいいじゃないか。」
友人も旦那さまも北海道以外住んだことのない、生粋の道産子です。
でもその旦那さまのおおらかな一言は、柔軟性のある素晴らしい言葉だと、私の胸に今でも刻み込まれています。
そうなのです。
これからの時代、親がもっと柔らかい発想で、自分たちが子供に歩み寄るべきなのです。
誰だって、他人にも親戚にも子供にも迷惑をかけたくない。
でも、独りでは生きて行けないのです。
ましてや、高齢者は、引っ越しも手続きも独りではできないのです。
私たち夫婦が少なからず親に振り回された(現在進行形だけど)経験を踏まえて、私の未来は、子供への負担は最低限にしたい。
いつの日か、主人もこちらに住めるようになったら、スポーツ好きお風呂好きの主人も一緒に毎日ジムに通い、時々ふたりで思い出の地を、北海道から沖縄まで旅行できたらいいなと思います。
でも親には長生きをしてほしいので、その「いつの日か」というのが遠い日であってほしいとも願っています。
さっき、ジム友さんにいただきました。
「パッケージが可愛いでしょ。」って。
初めてみるな、このパッケージ。
限定品かな?
ありがとうございます。