暮らしと勉強 Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。実家の片づけと空いた時間の勉強をメインに綴っていきます。

「いだてん」から学ぶ五・一五事件と二・二六事件

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大河ドラマ「いだてん」視聴率低迷しているようですが、私はなんとなく観続けています。

第28話のなかで五・一五事件が扱われていました。

明治がいつの間にか終わり、関東大震災の描写はあったものの、あっという間に昭和になり、政治的な物語はほとんどなかった「いだてん」ですが、ここで五・一五事件を観ることになるとは。

なんとなく観ている「いだてん」ですが、私はこの五・一五事件を描かれた第28話、BSと地上波と、そして先ほどの再放送と3回も観てしまいました。

 

五・一五事件では、海軍士官と陸軍士官候補生、農民有志らにより首相の犬養毅が惨殺されました。犬養毅安藤サクラさんの母安藤和津さんのおじいさまですね。安藤和津さんは非嫡出子としての出生でしたが後に認知されました。

その他警視庁、日本銀行、政友会本部、変電所などを襲撃しましたが、クーデターそのものは未遂でした。

 

この五・一五事件に関与した者たちは、それぞれ裁かれることになります。(当然ですよね)

しかし、年若い彼らが、法廷で「自分たちは犠牲となるのも覚悟の上、農民を貧しさから解放し、日本を天皇親政の国家にしたいがために立ち上がった」と涙ながらに訴えると、当時の政党政治に対する反感から助命嘆願運動が巻き起こり、マスコミもそれを煽りたて、判決は軽いものでした。

「動機が正しければ、道理に反することも仕方がない」

日本国中に一種異様な空気が生まれていきます。

このことが、のちの二・二六事件の反乱を後押ししたといわれています。

 

「いだてん」では、主人公の田畑に犬養毅を紹介したのは、高橋是清でした。

高橋是清は、五・一五事件の4年後昭和11年の二・二六事件で犠牲になります。

 

二・二六事件は、クーデターを起こした青年将校らが訴えていたとおりの「軍主導」とくに「陸軍主導」による国家体制の方向へと進ませることになったと、著書『あの戦争は何だったのか』で保阪正康氏が述べられています。

あの戦争は何だったのか: 大人のための歴史教科書 (新潮新書)

あの戦争は何だったのか: 大人のための歴史教科書 (新潮新書)

 

 「陸軍主導」まさに日中戦争からの太平洋戦争への道を避けられなくなる日本の国家体制でしょうか。

ただ戦争を欲していたのは、本当に陸軍だったのか、東條英機は悪人中の悪人だったのか、そこはまだまだ謎がありそうです。

 

昭和天皇独白録』では次のような昭和天皇二・二六事件後の発言が記されています。

「事件の経済界に与える影響、特に、海外為替が停止になったら困ると考えていた。しかし、比較的早く事件が片づき、さしたる影響もなかった。本当によかった。」(『木戸日記』)

昭和天皇独白録 (文春文庫)

昭和天皇独白録 (文春文庫)

 

  『木戸日記』とは、昭和天皇の側近の一人として東條英機内閣総理大臣に推薦するなど、太平洋戦争前後の政治に関与した木戸幸一木戸孝允の孫)の日記です。

 

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8月になり、戦争関係の番組も多くなるでしょう。

「いだてん」でもちょうどこの時期に昭和10年代をぶつけていくのでしょうか。

92歳の母は戦争関係の番組が嫌いなのです。

母がサツマイモを食べないのは「戦争中を思い出すから」

hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com

サツマイモ、栄養あるし、美味しいんだけど。

 

暑い。

冷凍庫にひとつだけ残っていたアイスクリーム食べます。

期間限定品で長女のために買っておいたのですが、長女「ゆず、嫌い」だってよ。

私は大好き。

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今週のお題「わたしのイチ押しアイス」でした❤