お天気は良い1日でした。
でも風は秋。
少し肌寒ささえ感じました。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
面白くない回もある。
でも面白い回もある。
総評はいろいろあるでしょうが、私は「面白い」に1票入れたい。ただ「大河ドラマ」でやらない方が良かったなとは思います。
10月6日の第38話。
ここからちょっとだけネタバレがありますので、土曜日の再放送で観る予定の方はご注意ください。
クドカンさんは、戦争の話しをあまり長引かせたくなかったのか、スカスカと物語は時間を進めて行きます。
(大賀さん改め)仲野大賀さんの表情は圧巻でした。
大賀さん演じる小松勝はいつの間にか大学生になっていた。学徒出陣です。
学帽の校章がよく見えなかった。日大のようにも見える。
専修大学の山下勝氏がモデルだともいわれています。
『いだてん』の時代考証している古川隆久氏は東京大学文学部国史学科を出て現在日本大学文理学部の教授ですが、その関係で小松勝を日大生にしたとか?
いや、関係ないね(笑)
同じ日本大学の教授である松重充浩氏も時代考証に関わっています。
で、その時代考証がおかしいんじゃないかと一瞬思った場面がありました。
時代は戦争中ではなく、東京オリンピック準備中の昭和36年。
(『いだてん』の評判の悪さのひとつに、時代が行ったり来たりするからややこしい・・・という意見があります)
昭和36年に!
・・・あれ?
カップ麺って、その10年後、昭和46年の9月の発売じゃなかった?その翌年昭和47年のあさま山荘事件で、知名度がグンとあがったんだよね?
昭和36年にインスタントラーメンはあったけどカップ麺はなかったよ?
昨年の朝ドラ『まんぷく』でもそういった時系列でした。
時代考証おかしい!
カップ麺についての時代考証について古川、松重両先生を責めるのはお門違いか💦たとえ近現代史の専門家といえど。
ネットで調べてみました。
日清食品が日本発のカップ麺「カップヌードル」を発売したのは昭和46年9月。
でもその10年前に明星食品が「明星チャーシューメン」なるカップ麺を製造していたのです。
ただ、試作品の段階で、この「明星チャーシューメン」は容器に問題があり、(「まんぷく」によると萬平さんは容器の製造に苦労していたもんね)実際の販売には至らなかったのです。
1961年 鎌倉・由比ヶ浜の海の家で「明星チャーシューメン」という名のカップ麺を試験販売する。インスタント袋麺が30円台だった当時、50円で売られた。アイスクリーム容器状の容量470cc程の紙製カップに麺と粉末スープと乾燥具が入っていたが、この試験販売で容器の耐油性に問題が有る事が判明。結局特許も実用新案権も取得せずに市販化を断念せざるを得なくなり、のちに親会社となる日清食品のカップヌードルに市販カップ麺の第一号商品の道を譲る事になる。
Wikipediaより引用
まーちゃんこと田畑政治は、試作品のカップ麺を食べていたものと思われます。
余談ですが、明星食品は2006年に日清食品の子会社になっています。
私はカップ麺を買うことはほとんどありませんが、泊りにくる長女の朝ご飯用にカップスープを買い置きしてあります。
でも安くないんだよね。