昨日はIHIステージアラウンド東京で『ウエストサイドストーリー』を観てきました。
主役のマリアは、笹本玲奈さんとのダブルキャストでしたが、私は北乃きいさんのマリアを観てきました。
客席はほぼ満席。
東京ってすごいなぁってつくづく思います。
劇、ライブ、ダンス、歌舞伎・・・その他いろいろ舞台がたくさんあるのに、いつも満員。
こんなにも観客を集められるって、東京どれだけ人がいるの!?
もちろんその舞台を観るために地方から出てきている人もいるんでしょうけど。
決して安くない舞台。
東京ってたくさん人もいるし、みんなお金あるんだなぁと思う。
目次
私が高校生の頃に見た『ウエストサイドストーリー』
私は30年以上前に、劇団四季の『ウエストサイドストーリー』を観ました。
高校生でした。
同級生は当時、ベイシティローラーズだったり、世良公則だったり、原田真二だったり・・・に夢中でした。
そんな中、私は、市村正親のダンスに、鹿賀丈史の演技力に、久野綾希子の歌唱力に魅せられ、劇団四季に夢中でした。
ちょっと変わり者だったんですね(笑)
映画『ウエストサイド物語』
元祖『ウエストサイドストーリー』は皆さまご存じ、1961年のナタリー・ウッド主演映画です。
素晴らしい歌声は、実はほとんどが吹き替え歌手によるものだと知ったのは、私はずいぶんと後でした。
実際吹き替えはキャスト自身納得していないところもあったようで。
マリア役ナタリー・ウッドの吹き替えやアニータ役のリタ・モレノの吹き替えにおいては、後にいくつかの問題を起こしました。
映画で徹底していたのはダンスの素晴らしさ。
キャストはダンス重視で選ばれた人たちでした。
『ウエストサイドストーリー』の魅力
この作品が今でも人々の心をとらえるのは、ダンスや歌の素晴らしさだけでしょうか?
いいえ。
ストーリーが、今なお色あせていないからです。
この主役二人の『ロミオとジュリエット』のような悲恋物語なのですが、物語の主軸は人種間の争いです。
移民問題。
これは2020年の現在、まだ解決していない課題です。
この映画をトランプ大統領も観ているでしょうか。
私が仲良くさせていただいているジム友さんに、メキシコ系アメリカ人の女性がいます。
彼女は英語はもちろん話せますが、実はスペイン語の方が得意。
「Te adoro, Anton (大好きよ、アントン)」みたいにね。
そして、わずかですがLGBT問題にも触れています。
白人グループ「ジェット団」エニィボディズ(Anybodys)は男勝りの女の子。今でいうトランスジェンダーを思わせます。
IHIステージアラウンド東京での舞台
北乃きいさんがあんなソプラノ声出せるとはびっくりしました。
笹本玲奈さんの歌声も聴いてみたい。
すっかり忘れていた曲なのに蒼井翔太さんが歌う『マリア』で私は泣いてしまったのでした。
劇団四季とは違うので、私がずっと記憶している日本語歌詞とは違いました。
高校生の私は、劇団四季のオリジナルサウンドトラックを買ったのですよ。懐かしいLP~♪
何百回聴いたことか。
私が今回観たのは『ウエストサイドストーリーSeason1』なのですが、この後Season2、Season3と、続いて公演があります。
IHIステージアラウンド東京は、客席が360°回転する舞台です。
車酔いに弱い人は気をつけてください(笑)
私も回る時にちょっと気持ち悪くなった💦
観終わった後もずっと興奮してた。
帰り道もずっと頭の中で音楽が回ってました♪
帰宅してから新妻聖子さんの『トゥナイト』をYouTubeで聴いてみましたが、もう鳥肌たつほどに素晴らしい。
早速ウォークマンにいれました~
ダンスの舞台が好き。
観劇も好き。
でもやっぱりミュージカル、すごい!