北海道は雪が積もったようです。
北海道在住の友人たちは「いやぁ、降ったよ。除雪だぁ。」と困っているというよりは、私には心なしか喜んでいるようにさえ感じられる(笑)
雪が降らない今年の冬に不安もあったのでしょう。
地球温暖化に対する危機感。
「昨日は3回も除雪した!今朝は30分⛄」と誇らしげに報告してくる除雪自慢(笑)
道産子は、自然に対する試練に強い。
放送開始が当初より遅れたこともあり、これでもかこれでもかというくらいの番宣に飽き飽きしている方も多いでしょう。
それでなくても、大河ドラマ視聴率巻き返しのためのNHKの煽りに反感すら覚える方もいらっしゃるでしょう。

NHK大河ドラマ歴史ハンドブック 麒麟がくる: 明智光秀とその時代 (NHKシリーズ NHK大河ドラマ歴史ハンドブック)
- 作者:
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2019/11/30
- メディア: ムック
結論からいうと第1回の視聴率は19.1%でした。
『真田丸』以来の19%超えということで、NHKは喜んでいるようですが、私は『真田丸』の初回ほどにはワクワクしませんでした。
批判で圧倒的に多かったのが色彩が鮮やかすぎるという指摘。
背景も。
黒澤明監督ご令嬢が担当したという衣装も。
私はそんなに気にならなかったけどな。
門脇麦さん演じる駒(架空の人物)の評判がいいようですが、私は沢尻エリカさんの代役で急遽出演となった川口春奈さんに拍手を送りたい。
沢尻エリカさんに期待していた私ですが、染谷将太さんと夫婦というなら川口春奈さんの方がしっくりくるかもと思うようになりました。
ましてやモックンの娘となると川口春奈さんがいいよ。
沢尻エリカさんだとモックンの側室(それもかなりのしたたかな)に見えてしまいそう。
キャストが素晴らしいのですが、あまりに人気者ばかりで、私の中でなかなか『麒麟がくる』にスイッチできなかったというのはある。
明智光安演じる西村まさ彦さん。今にも「黙れ、小童!」(by 真田丸)って言いだしそうだもん。
主役の長谷川博己さんが「麒麟か!?」と言った時は、萬平さんが「ラーメンか!?」って顔にしか見えなかったしw(by まんぷく)
松永久秀演じる吉田綱太郎さんが光秀と飲んでる時は、今にも「はるた~ん」と言い出しそうな気がした😅(by おっさんずラブ)
吉田綱太郎さんと「辻屋」の店主宗次郎を演じる大塚明夫さんって似てない?
私は最初、鉄砲を売っているのが吉田綱太郎さんだと思っていたのに、突然ぬっと吉田綱太郎さんが深紅の衣装で現れたからびっくりした。
悪名高き松永久秀が、第1回を観る限りでは愛すべきキャラに思えた(笑)
そう、どんな物語でも松永久秀は悪役なのに。
声優が本業の大塚明夫さんイイネ!
宗次郎はこれからも出てくるのかなぁ。
『麒麟がくる』で三好長慶を演じるのは、これまた声優としても素敵な山路和弘さん。
いいじゃん、いいじゃん!
三好長慶大好きだよ~。
山路和弘さんは『いだてん』にも出演されていましたし、『軍師官兵衛』では安国寺恵瓊でした。
安国寺恵瓊はこれまた私が好きな武将です。いやいや、好きな人ばっかりで困るわ💦
光秀が旅の途中で、比叡山の僧兵たちの「ここを通るなら金だせよ~」とヤンキーの恐喝まがいのような振る舞いを目にします。
明智光秀は後に信長の指示で行われる比叡山延暦寺焼き討ちの1番の功労者です。
この長刀で通行人から金をとろうとしている僧兵たちの姿は比叡山焼き討ちの伏線なのでしょうか。
また光秀は野盗に待ち伏せされたりしてます。
光秀は本能寺の変の後落ち武者狩りの百姓に殺されることになるのですが、ここで野盗と遭遇するのも伏線?最近のドラマって伏線好きだよね。観ている私も好きだけど。
明智光秀を今まで悪者にしてきたのは徳川幕府の時代の影響かなとも思います。
本能寺の変の後、徳川家康は伊賀越えで大変な目に遭いましたからねぇ。『真田丸』での内野聖陽さん演じる家康の伊賀越えは楽しかった。
衣装はともかく、確かに背景の色は4Kを意識しすぎ。
炎の中から光秀が女の子を助け出す姿は、戦隊ヒーローかターミネーター💦
オープニングは確かに古臭い気もする。
『麒麟がくる』それらを差し引いても私はおもしろかった。
1年間期待しています。