皆さま、こんにちは。
本日も当ブログにご訪問くださりありがとうございます。
『麒麟がくる』第2回の関東平均視聴率は17.9%ということで、NHK側もまずまずの滑り出しにホッとしているところでしょうか。
私はいつもはBSでひと足早く視聴しているのですが、第2回は帰宅が遅かったので、午後8時からの地上波で視聴しました。視聴率にちょっと貢献しましたね。
ここからネタバレあります。
土曜日の再放送で観ようとしている方、録画をまだ観ていない方はどうぞお気をつけくださいませ。
『麒麟がくる』第2回は「道三の罠(わな)」ということで、本木雅弘氏演じる斎藤道三のあざとい性格爆裂の策略満載でした。
これ、4年前の『真田丸』真田昌幸(演:草刈正雄氏)を思わせるのですが、真田昌幸の方がずっと可愛げがあった(笑)
織田軍の忍びを騙すために、酒を飲む芝居をするまでは良かったけど、最後は娘婿であるイケメン土岐頼純を毒殺するのです。
しかもお茶で!
「え?モックンがお茶で毒殺を企てるの!?」
心配したのは私だけではなかったはず。
伊右衛門飲むたびに、毒殺シーンを思い出してしまうやんか!
CM降板にならないのかな?
でもサントリーはオトナ対応でした。
まさかのツイッターでの言及です。
しかも「#サントリーがくる」だってよ(笑)
「心にお茶を」のキャッチコピーが入った宮沢りえさんの画像をアップし、
「昨晩は、主人が熱演のあまり、皆様をお騒がせしましたようで、すみません。まずは心を落ち着け、茶などお召し上がりくださりませ。妻より」
ときた。
なんてオシャレな対応!神だ!
サントリーのあまりに粋な計らいに私はすっかりのせられてしまい、伊右衛門を買ってきましたよ。いつもは母の好みで「お~いお茶」なんだけど(笑)
さて、斎藤道三にお茶の中に毒を盛られ暗殺された土岐頼純ですが、史実でも天文16年(1547年)に守護就任かと思われた矢先に急死しています。享年24歳。
暗殺と思われても仕方ない背景です。
道三による暗殺されたという説も確証はないものの、敵対していたという事実から十分に考えられるでしょう。
信長の正室であった帰蝶が信長と結婚する以前、土岐頼純に11歳で嫁いでいたという説もありますので、今回の大河はそれを採用したのですね。
信長の正室は(名前すら定かではない。濃姫も帰蝶も確証はない。)土岐頼純とは比べものにならないくらい、史料が残っていません。
川口春奈さんの演技は代役であるということを忘れさせるくらいに、しっくりとドラマに馴染んでいます。
生没年もはっきりとわからない信長の正室。
私は小学生の時に観た『国盗り物語』で、本能寺の変の後亡くなった濃姫(帰蝶)の姿を見た時の悲しげな明智光秀の表情が心に残っています。
濃姫(帰蝶)は松坂慶子さん、明智光秀は近藤正臣さんが演じられていました。
信長の正室(帰蝶)と光秀が「いとこ」であるという説は、定説になっているようですね。当然ながら絶対とは言い切れません。チコちゃんじゃないけど諸説ある・・・ってやつです。
ふたりが恋仲であったという物語もありますが、たぶん後世の創作で、年齢的にも可能性は低いと思います。まあその年齢も定かではないのです。
ついでにいうと、本能寺の変で信長正室(帰蝶)が光秀に味方したという説まであります。これは創作でしょう。物語としては面白いですが。
信長の正室(帰蝶)は、①離縁説②死亡説(早世or戦死)③生存説(安土殿として長生きしたという説もあり)・・・などさまざまあるように、謎だらけです。
『麒麟がくる』では、たぶん離縁説や早世説は採用されないかなと思うのですが、どうなっていくでしょうねぇ。
沢尻エリカさんの代役がなかなか適任者がいなかったら、早世説を採用してたかも。それはないか💦でもそれはそれで、新しい信長物語として面白いと思います。
本木雅弘氏演じる斎藤道三は、イケメンのその腹の中が真っ黒で、それはそれは魅力的。
『麒麟がくる』序盤戦のMVPは斎藤道三で間違いないでしょう。
いや、まだまだ。
今回の大河ドラマ、どんなキャラクターが頭角を現してくるでしょうねぇ。
では伊右衛門なんぞ飲みながら、金沢で買ってきた中田屋のきんつばを食したいと思います。