母が転倒して腰を強打してから、3週間以上が過ぎました。
通っていたディケアサービスを休み、今は週に2回の訪問リハビリと週1回の訪問介護(入浴メイン)で過ごしています。
今日は訪問リハビリの日でした。
目次
訪問リハビリ4回め
今日で4回めの訪問リハビリです。
リハビリ担当の理学療法士さんは2人で、交替でやってきてくださいます。
お2人ともお若いです。
時間は1回に1時間。
今日は男性の理学療法士さんの日です。城田優似のイケメンです💛
血圧や体温など健康チェック
始まる前に健康チェック。
血圧や体温などを計ります。
母は血圧が高めですから、薬を飲んでいます。
今日のリハビリは朝9時からでしたから、朝早いせいもあってかちょっと血圧が高めでした。
マッサージ
リハビリが始まる前にマッサージをしてくださいます。
今日は足を中心にマッサージ。
特に足首を重点的に。
朝は筋肉が硬いです。
女性理学療法士さんの時は、母はベッドに寝たまま、腰などもマッサージしてくださいました。
立ったり座ったり
まずは車椅子に座って、立ち上がる練習です。
立ったり座ったり。
この動きが歩行よりもエネルギーを使うのです。
手に力を入れずに、足とお腹の力で立てるようになるのが理想です。
そのために、肘を伸ばして胸を張る姿勢を心がけます。
歩行練習
後半は歩く練習。
肘を伸ばして歩くことで、前かがみの姿勢ではなくなります。
歩くのは、さほど大変ではなくなってきました。
ただ歩き終わって、また車椅子に腰掛ける時に、疲れているものですから、ドスンッという感じで、力まかせに座ってしまいます。
それは腰を痛めてしまう原因になることもあるそうです。
座る時は身体を前かがみにして、お尻をつきだして座るとよいのです。
寝た体勢から起き上がる練習
1番大変なのが、ベッドに寝ている状態から起き上がることです。
顔をあげ、身体を起こしていきます。
手すりに頼らず、両膝に両手を置いて立ち上がれたらよかったのですが、それはまだまだ難しそうです。
手すりに掴まってもなかなか起き上がることができません。
前回のリハビリは夕方でした。その時は何度かできたのですが、今日は朝で、まだ筋肉が硬かったせいか、1度もできませんでした。
でも、理学療法士さんの提案で手すりの位置を変えたら、できました!
今後の展望
2回目のリハビリの時に、転倒して2週間の時ですが、女性の理学療法士さんが「あと1週間もしたら、ずいぶんよくなりますよ。」とおっしゃっていました。
その言葉どおり、その1週間後に「すごい!」と思えるくらいの効果が出てきました。
私にしがみつかないと起き上がれない母が、自分の力で起きようとし、また起き上がれたのです。
その後一進一退はあるものの、「あ、おかあさん、復活するんじゃないかな?」と思えるようになりました。
なにしろ93歳。
もしかしたら、このまま歩けなくなるのではないか。施設暮らしも視野にいれなくてはならないかも・・・と心のどこかで思っていました。
そして、友人から聞く話でも「私の母は転倒から寝たきり、認知・・・と、坂を転げ落ちるかのように症状が進んだ。」「骨折が父の死を早めた。」といったことがとてもたくさんあるのです。
高齢者の転倒は怖い。
そして高齢者の転倒は家の中が1番多い。
家の中こそ、転ばないように気をつけなくてはならないのですが、ずっと見張っているわけにもいかないし😓
でも、なんとか在宅での介護はこれからも続けられそうな気がしてきました。
もう少しがんばっていきたいです。
食欲でてきた!
転倒して、1日中寝てばかりになった母は、食欲が極端に落ちました。
1回の食事は、巻き寿司1個だけ・・・ということもよくありました。
時にはゼリー半分しか食べなかったこともあります。
大好きな鮪のお刺身もウナギも食べたくないと言う。
騙し騙し、食べさせていましたが、「このままでは弱ってしまう。病院で点滴してもらわなければならなくなる。」と内心ヒヤヒヤでした。
でも少しずつ動けるようになると、食欲も出てきました。
ただ最近は、NHKの国会中継を聞いていることが多い母はコロナウイルスの話題を知り、「なんだか中国から嫌な病気が流行りだしてるんだって。ナマモノは食べないわ。お刺身はもういらない。」と言い出した。
「じゃあ、ウナギにする?」と聞くと、母「ウナギはくどいからいらない。」だって。
う~む。
好き嫌いが多い母。
今日は節分で、スーパーには恵方巻が並んでいますが、母には食べられないなぁ。
切ってない巻き寿司を口にいれたら、喉つまる(笑)
抱き枕(二女からもらったw)を抱えて眠る母。
この寝方は腰に負担がかからないそうです。