この家は、私が同居するまで、1年中コタツが居間に出しっぱなしでした。
真夏はコタツ布団は押し入れに片づけるものの、昭和のこのコタツは、食卓だけでなく、母が立ち上がるための手すりがわりに母の布団のそばにいつも寄り添っていました。
でもたいして広くないマンションの居間に、コタツは邪魔なのです。
私が北海道から引っ越してくる時に持ってきたテーブルと椅子で食事するようになり、コタツは食卓テーブルとしては必要がなくなった。
ただただ、布団で寝ている母の手すりとして、コタツは居間の真ん中に君臨していました。
でも母は、腰を痛めてから、隣りの部屋のベッドで寝るようになり、手すりとしてのコタツも必要なくなった。
コタツ捨てようかな?・・・との思いがよぎりましたが。
妹「この家に来て、コタツで昼寝するのが私の楽しみなのよ~」1週間に1回、いや時には2週間に1回しか来ないだろうが(笑)
長男「毎年正月は、このコタツで寝転んで箱根駅伝を見ることにするよ。やっぱコタツだよなぁ。」1年に1回だろうが(笑)
というふたりのコタツ愛好者のために、捨てずにとっておくことにしました。
3月なので、もう押し入れに片づけます。
また年末に出しましょう。
このコタツ、4本の脚を取り外すのがけっこう面倒なので、脚をつけたまま片づけます。
布団を全出しして、コタツを奥に収納します。
下段のボロボロの段ボールにはお雛さまのケースが入ってます。
お雛さまも3月4日に片づけました。
あ、ハナちゃん抜け目ない!
押し入れの戸を開けると、どこからでも走ってやってくるハナちゃん🐈
三つ指つく姿が愛らしいハナちゃんです。
手前に布団を収納します。
本当は、故障も恐いから、昭和の電化製品を使うのは嫌なのですよ。
今後数年様子を見て処分することになると思います。