スーパーの店頭に少しずつ品物が平常どおりもどってきた。
マスクやアルコールはないけど、トイレットペーパーもBOXティッシュも店頭に十分な量が並んでいる。
ラーメンやパスタは物によっては売り切れだけど、種類を選ばなければちゃんと買える。
ただ「おひとりさま〇点まで」との掲示はある。
今はカップ麺より袋入りインスタントラーメンの方が不足しているらしい。
休校が長く続いており、子供たちのお昼ご飯にカップ麺では足りないし、栄養やコスパを考えて、袋入りラーメンで野菜や卵などを足し、量と栄養を調整しているのかもしれない。←育児経験者の勝手な想像
乾麺のパスタは不足しているらしいが、うどんやそばの乾麺は十分に店頭に並んでいる。
母の好きなきしめんの乾麺が店頭から消えていた。残念。
この光景はいつまで続くのだろうか。
ずっと忘れていたドラマなのに、「おひとりさま〇点まで」の掲示で思い出した。
中学生の男の子が現実とそっくりのパラレルワールドに迷い込んでしまう。
そこがパラレルワールドだとはまだ気がつかず、おかあさんに頼まれた買い物をしようと「ひき肉300gください。」と肉屋に言うと、肉屋は「肉は100gまでだよ。」とそっけなく言う。
その場面しか覚えていない。
でも確か1970年代に夕方18時代にやっていたNHK少年ドラマシリーズだ。
気になって、Googleで「NHK少年ドラマシリーズ」とまで検索すると、「その町を消せ」が出てきた。
NHK少年ドラマシリーズで人気だったのは、「タイムトラベラー」だったり、「謎の転校生」だったり、「未来からの挑戦」(これはのちに薬師丸ひろ子氏主演で「ねらわれた学園」として映画化された)だったり・・・だけど、「その町を消せ」が出てきた。
『その町を消せ』
これだよ!
早速Wikipediaで検索した。
なんと第2話だけなくなっていたけど、YouTubeで観ることもできる。
その第2話こそ、私が覚えていた肉屋の買い物の場面だっただけに残念だった。
今の買いたい物も買えないこの世界は、当時SFドラマとして架空の物語だったパラレルワールドそのものじゃないか・・・。
ゲームはもちろんビデオもなかった時代、外から帰ってきて、夕方に妹とふたりでよく観ていた。
特に東京制作のSFものが好きだった。(少年ドラマシリーズは名古屋制作も多かった)