ブックマークの記事で知りました。
発信は4月27日のTwitter。
事件が起こった場所はトルコのイスタンブールです。
トルコのイスタンブールにある病院に、1匹のおかあさん猫が子猫を口にくわえて連れてきたのです。
その病院は動物病院ではなく、人間の病院。
しかも緊急救命室。
トルコの医療従事者は、増え続ける新型コロナウイルスの感染者の治療に追われています。
そんな中やってきた猫の親子。
その猫の親子の周りに救急隊員や医師が集まります。
食事やミルクを与え、子猫を診察し、母親を落ち着かせるように撫でてあげます。
子猫はぐったりとしていましたが、すぐに命に関わる状態ではなく、念のためにとその母猫と子猫を動物病院に連れていったそうです。
それにしてもおかあさん猫、ちゃんと病院だということがわかっていて、弱った子猫を連れてきたのかしら。
5月にはネットニュースでけっこう話題になっていたそうで、読者の皆さんはもうご存じの事件かもしれませんね。
コロナ禍の中、トルコの多忙な医療従事者の方々は、人間と同じように弱者を助けたという心温まるお話でした。
「その後その親子がどうなったか知りたいんだけど。」
トルコは外猫がとても多い国で、猫さんは町の一員として共存しています。
餌付けも当たり前のように行われています。
野良猫も野良犬も地域動物として、大きな愛で接しているトルコの人々。
トルコ人はそもそもとても猫が好きなんだそうです。
日本でも「地域猫」として、その町で幸せに自由に暮らしている猫さんはいますが、トルコは「国で育てている猫」というレベルだそうです。
トルコの画像は、長男のお嫁さんが数年前にトルコに旅行した時のものです。
猫好きはトルコに旅行すべし?
世界遺産にも猫がたくさんいて、モスクへの出入りも禁じられていないそうです。
トルコ人口の90%以上がイスラム教徒で、イスラム教徒の開祖であるムハマンドは大変な猫好きです。そのためイスラム教徒にとって猫は「神聖な生き物」なんですね。
猫だけでなく犬も大事にしているトルコイスタンブールの人々。
早くコロナが終息して、自由に海外旅行できる日々がくるといいですね。
私は海外旅行苦手だから、日本で十分だけど(;'∀')
猫の街・イスタンブールで暮らす猫と人の幸せな関係を捉えたドキュメンタリー。