母が何度も同じ話を繰り返ししています。
母は機嫌がいいので、身内の自慢話や故郷名古屋の話をずっとしているのです。70年以上昔の話です。
誰かの悪口ではなく、また私を責めるような話でもないので、穏やかにニコニコと話すのですが、それをずっと聞いていると相槌をうつのさえ面倒になってきます。
イライラしてきます。
でも母は悪くない。
こんな時は「捨て活」をします。
母の衣類を捨てます。
傷んでいないし、ディに行く時に着てもいいのですが、綿なのでシワになりやすく、アイロンをかけるのが大変で実用的ではないのです。
なので着る機会がありません。
くたびれてきた靴下やつけることがないであろうスカーフも潔く捨てます。
母は編み物が趣味でした。
他の衣類は捨てても、手編みのセーターだけはなるべくとっておくのですが、今日はイライラしているので、この1枚を捨てます。
カーディガンならともかく、セーターを着る機会はありませんから。
手編みでざっくりと編んでいるので重い💦
洗うのも大変。
妹は母と一緒に住んでいないので、母の物を私が捨てようとすると「ママがかわいそう。」と言うのですが、私の服を見ると「服多すぎだから!」と非難します(-_-;)
妹は第3者の立場で物を言っていますが、私は母と同居しているので、なんでもかんでもとっておくわけにはいきません。
垣谷美雨さんの本「姑の遺品整理は、迷惑です」の中で印象に残った主人公の思いがありました。
自分は姑の遺した荷物にイライラしてどんどん捨てているのに、弟のお嫁さんがお母さん(主人公の実母)の遺品を処分するとそれは腹が立つのです。
主人公にとっては素晴らしい理想の母親でしたが、弟のお嫁さんは「とても厳しい方でした。」とお母さんを振り返ります。
妹が指摘するとおり、私の衣類も確かに多すぎるので処分しなければならないのは事実。
整理整頓しようとひっぱりだしていたら。
私の服がハナちゃんの座布団になっていました(;'∀')
イライラしていましたが、部屋の中がちょっとだけすっきりして、おまけにハナちゃんの愛らしい姿を見ていると心はすっかり和みました。
暑くなってきました。
どうぞお気をつけてお過ごしくださいね。