長女がお土産に買ってきてくれました。
湯葉というと、京都のイメージがありますが、長女は日光で買ってきてくれました。
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中国からきた湯葉
湯葉は、鎌倉時代後期に禅僧が中国から持ち帰ったと伝わっています。
6世紀頃の中国では、僧侶の間で肉食が禁じられていました。
そのため「精進料理」が発達したのです。
野菜を使って、調理方法を工夫して、味を肉や魚に似せたのです。
9~10世紀頃、大豆から豆腐が発明されました。
豆腐を作るために、温かい豆乳を入れておいた桶の表面に自然にできたのが湯葉です。
湯葉が日本に伝わる
中国では北宋~南宋の時代に入ると、新しい禅の思想が「喫茶」と「精進料理」を結び付けました。
12世紀後半~13世紀(日本では鎌倉時代後期)に、南宋に榮西禅師や道元禅師など多くの僧が留学しました。
そして湯葉を日本に持ち帰ったのです。
湯葉の栄養価
湯葉は大豆の加工品ですから、大豆の栄養素を豊富に含んでいます。
タンパク質、マグネシウム、炭水化物は豆腐の4倍、カリウムやリンは2倍です。
そして湯葉にはポリフェノールの一種であるイソフラボンが豊富です。
イソフラボンは女性を若々しくしてくれる成分です。
さらにリノール酸が大変豊富で、高血圧・高血糖の予防につながります。
ただし、湯葉のカロリーは豆腐の4倍あります。
カロリー高いのは悩みどころ😞
湯葉そば
長女は、湯葉そばも食べてきたそうです。
ほんとだ、おそばの真ん中に湯葉がのっかってる!
東洋史のレポートのことばかり考えていたら、お土産の湯葉から中国の歴史に結びついてしまった(笑)
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