私は、実母の介護をしていますが、その私自身が「終活」について考える年齢になりました。
終活について、まさにしっくりくる名言を美しい暮らしの空間アドバイザー 大関文子さんのブログで見つけました。
その名言とは。
終活の一環として、子どもに迷惑をかけたくないと生前からお墓を買うより前に「お片付け」
そうなのです。
生前に自分のためのお墓やお仏壇を買っておく高齢者が私の周りにもいます。
目次
生前にお墓やお仏壇を購入した例
ある女性高齢者は。
自分が死んだら、生まれ故郷で過ごしたいから、生前に遠く離れた故郷にお墓を用意した。
しかし!
子供たちはその故郷の地に暮らしたことがない。
これからもそこで暮らす予定はない。
飛行機で行かなければならない距離、お墓参りも簡単にはできない😓
ある男性高齢者は。
生前のうちに、自分のための大きな大きな仏壇を購入した。
田舎の大きな戸建ての家に置いてある。
しかし!
一人娘は都会のマンションで家族と暮らしている。
娘「両親亡き後、この仏壇をこの狭いマンションに入れろってか!?」と途方に暮れています。
残された片付け
お墓を買うのもお仏壇を選ぶのも、残された「片付け」に比べれば、たいした労力ではありません。
古い家と、その中に残された大量のモノ、モノ、モノ。
その片付けを残された子供に託すというのは避けたい。
私の場合~母のモノを整理(処分)する
私は母が90歳の時に同居を始めました。
その時すでに母は、自分のモノを片付ける気力も体力もありませんでした。
その少し前、80代の頃は、私がたまに来て、片付けようとしても「それは捨てないで!」と言われるばかりでした。
母が90代になり、認知が始まり、気力が衰えていたので、私は同居してから、サクサクといろいろな物を捨てることに成功しました。
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
認知症になる前にやっておくべきこと
自分のモノを片付けるには、自分の脳と身体がしっかりしている60代から始めるべきなのかもしれません。
私が介護を始める時に友人がくれた本。
2014年初版発行ですから、内容は少し古い。
葬儀やお墓は、元気なうちに決めておこう…と提唱してありました。
でもそれは、他のことを片付けてからで十分ではないでしょうか。