暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

来年のための予習をする

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現在オリンピックのため、休止中の大河ドラマ『青天を衝け』は、年内で最終回を迎えるのだと発表されています。

来年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、1月からスタート予定です。

www.betty0918.biz

 

目次

 

鎌倉殿の13人

時代設定はおそらく平安時代末期から鎌倉時代前期でしょう。

1979年大河ドラマ草燃える』でそのあたりの時代がインプットされています。

もう少し学びたいと思い、本を購入いたしました。

吾妻鏡』ですわ。昨年『麒麟がくる』で明智光秀も読んでいるシーンがありました。

吾妻鏡
吾妻鏡とは鎌倉時代に成立した日本の歴史書鎌倉幕府の創成期から中期までの事業を幕府が編纂した。治承4(1180)年源頼政挙兵から文永3(1226)年六代将軍宗尊親王の京都帰還まで編年体で記してある。

 

私が買ったのは漫画だけどね(笑)

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大学の授業を受けるにあたって、本を買わなくてはならなくて、それならAmazonまとめ買いしてポイント10%つけちゃおうと思って、衝動買いでポチしました😓

 

北条義時

『鎌倉殿の13人』主人公は小栗旬さん演じる北条義時

私にとって北条義時は『草燃える』の松平健さんのイメージがあります。

松平健さんは『鎌倉殿の13人』では平清盛を演じられます。

 

北条義時には肖像画がない

鎌倉幕府で実権を握った殺戮さつりくマシーン北条時政の息子、北条義時

実は北条義時は顔や姿がわかるものが全く残っていません。

名を残す人物は、実物に似ているかどうかはさておき、肖像画の1枚や2枚、あるいは像などがつくられているものですけど。

有名な人であっても、ないものはないのです。

追記:80年ぶりに再発見された『承久記絵巻』高野山霊宝館蔵)で義時の顔がようやくお披露目になったそうですよ😊

 

足利尊氏肖像画

そして有名な足利尊氏肖像画

教科書に載っていましたよね?

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この肖像画は「騎馬武者像」とも呼ばれていて、江戸時代の陸奥白河藩(今の福島県)の大名松平定信が編纂した『集古十種』という図録集にのっていたものが基になっています。

 

肖像画足利尊氏ではなかった?

しかし、この肖像画に描かれているのは尊氏ではなく、家臣の高師直、あるいは師直の子ではないかといわれています。

高師直は、昨年BSプレミアムでアンコール放送していた『太平記』で柄本明さんが演じていらっしゃいました。

というわけで、現在では教科書にこの肖像画は「足利尊氏肖像画」として紹介はされていません。掲載されていても足利尊氏肖像画」ではなく「騎馬武者像」とされています

 

参考文献 

 

 

昔大好きだった竹宮恵子さんが描かれた『吾妻鏡

来年の大河ドラマが始まるまでボチボチ読んでいきます。

ただこれは1994年に発表された作品。

先ほどの肖像画の例でもあるように、歴史は研究が進むにつれて通説が変動することがあります。

しっかり最新の研究を踏まえた上で、頭に叩き込むようにしましょう。