現在オリンピックのため、休止中の大河ドラマ『青天を衝け』は、年内で最終回を迎えるのだと発表されています。
来年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、1月からスタート予定です。
目次
鎌倉殿の13人
1979年大河ドラマ『草燃える』でそのあたりの時代がインプットされています。
もう少し学びたいと思い、本を購入いたしました。
『吾妻鏡』ですわ。昨年『麒麟がくる』で明智光秀も読んでいるシーンがありました。
私が買ったのは漫画だけどね(笑)
大学の授業を受けるにあたって、本を買わなくてはならなくて、それならAmazonまとめ買いしてポイント10%つけちゃおうと思って、衝動買いでポチしました😓
北条義時
私にとって北条義時は『草燃える』の松平健さんのイメージがあります。
北条義時には肖像画がない
鎌倉幕府で実権を握った
実は北条義時は顔や姿がわかるものが全く残っていません。
名を残す人物は、実物に似ているかどうかはさておき、肖像画の1枚や2枚、あるいは像などがつくられているものですけど。
有名な人であっても、ないものはないのです。
追記:80年ぶりに再発見された『承久記絵巻』(高野山霊宝館蔵)で義時の顔がようやくお披露目になったそうですよ😊
足利尊氏の肖像画
教科書に載っていましたよね?
この肖像画は「騎馬武者像」とも呼ばれていて、江戸時代の陸奥白河藩(今の福島県)の大名松平定信が編纂した『集古十種』という図録集にのっていたものが基になっています。
肖像画は足利尊氏ではなかった?
しかし、この肖像画に描かれているのは尊氏ではなく、家臣の高師直、あるいは師直の子ではないかといわれています。
高師直は、昨年BSプレミアムでアンコール放送していた『太平記』で柄本明さんが演じていらっしゃいました。
というわけで、現在では教科書にこの肖像画は「足利尊氏の肖像画」として紹介はされていません。掲載されていても「足利尊氏の肖像画」ではなく「騎馬武者像」とされています。
参考文献
来年の大河ドラマが始まるまでボチボチ読んでいきます。
ただこれは1994年に発表された作品。
先ほどの肖像画の例でもあるように、歴史は研究が進むにつれて通説が変動することがあります。
しっかり最新の研究を踏まえた上で、頭に叩き込むようにしましょう。