おはようございます。
今日はなぜか朝4時から目が覚めてしまい、皆様のブログ巡りをさせていただいているBettyでございます。
後で二度寝するかもしれません。
目次 ~「おさんじ」と「おさんどん」と「おくどさん」~
おさんじ(御三時)
私が勝手に「介護仲間」の同志だと思わせていただいているブロガーさんチャーコ (id:harienikki)さんのブログで、「おさんじ」という言葉が出てきました。
私は、子供の頃「おさんじ」という言葉がとても上品で優しい響きで大好きでした。
自分では使っていませんでしたが、「おさんじ」という言葉は上流家庭で使われているようなイメージだったのです。
おさんじとは
午後3時ごろ食べる間食。おやつ。goo国語辞書より
おさんどん(御三どん)
先日の会話で。
私「長女が独り暮らしになって、ママと私の2人暮らしは寂しいから、甥っ子ちゃん(妹の三男坊)をこの家に下宿させようか。」と冗談で母に言ってみました。
すると母は「だめよ。私は年をとっているから、甥っ子ちゃんのためのおさんどんができないわ。」と言います。
この会話を聞いていた長女が「おばあちゃん、おさんどんって何?」と聞きます。
長女は中学生でも高校生でもありません。立派な社会人ですが。
おさんどんという言葉がわからなかったのです。
おさんどんとは
台所などで働く下女。もしくは台所仕事。Wikipediaより
おくどさん(お曲突さん)
続けて母が言います。
「ここにはおくどさんがないでしょう。だから私はごはん支度ができないのよ。」
おくどさんという言葉は、(後で聞いたら)50代の妹ですら知らなかった。
実は私も自信がなくてこっそりスマホで調べた(笑)
おくどさんとは
京都などでは
竈 (かまど)そのものを意味し、「おくどさん」と呼ぶ。また土間など住居の中で、煮炊きを行う空間そのものを意味することもある。Wikipediaより
京都でいう「町屋の台所」みたいなイメージなのですが、「
母の脳内で、ガス炊飯器も電気炊飯器もなくなってしまい、自分は
それって昭和初期?
まとめ
「おさんじ」も「おさんどん」も「おくどさん」も、今では日常に使われない言葉になってしまったけど、なんだか響きが素敵だな。
「お」をつけることで、家事をする人に敬意を表しているような気持ちになれるからかもしれない。
甥っ子がこの家に下宿するわけないし、母が食事の支度をするわけがない。
95歳の母の脳内が認知に脅かされていることを再認識しながらも、母と私と娘のちょっと楽しい会話でした😊