先週放送されたNHK「エマージェンシーコール~緊急通報指令室~」を友人に薦められて見逃し配信で視聴しました。
NHKプラスで1月20日㈭午後11時まで見逃し配信しています。30分番組です。
24時間365日応答してくれる119番通報。その舞台裏のドキュメンタリー番組です。
赤ん坊が泣き止まないと心配する若い母親、外の猫がうるさいと通報してくる女性、「俺をなめるな」と威嚇して話し出す男性、アルコールがやめられないと泣きながら電話してくる外国人女性…さまざまな相手に対し、冷静に対応する救急のスタッフさんたち。
中には自殺をはかった女性が意識不明となり、その息子(中学生?高校生?)が呆然として電話してきたり、「帰宅したら69歳の父が倒れていて息をしていない」と泣きながら訴える娘さんも。
一刻を争う症状の場合、スタッフさんは心臓マッサージを指示します。
しかし「(怒り声で)そんなのできないよ!」と拒否する男性もいました。
69歳のお父さんが倒れていて息をしていない…と訴えてきた女性は、電話で指導を受けながら心臓マッサージをします。
泣きながら「ごめんね、お父さん。(私が)出かけなければよかった。」と言いながら。
この場面では、視聴している私も大泣きして一緒に心臓マッサージをしていました。
今思い出しても涙が出てきます。
私が住んでいる地域は高齢者が多いせいか、救急車がよく停まっています。
救急車のサイレンが慣れっこになるくらいに。
スポーツジムでも救急車を呼ぶことがよくあります。
Togetterで研修医の方が「やっぱ医療ドラマ大嫌いだ。 特に救急現場が舞台のやつ。 あれのせいで救外に来れば何でも出来るスーパードクターに診てもらえると患者さんは勘違いしてしまう。 実際に診るのは素人同然の研修医です。」と訴えていたのを思い出しました。
お父さんの心臓マッサージをしながら「(私が)出かけなければよかった。」と泣いていた女性。
私も他人事ではありません。
私が長時間🏠家をあけられないのは、95歳の母を独りにしたくないからなのです。