認知症にせん妄はよく見られます。
母もよくやらかします。
いつも、母のせん妄を妹に話してゲラゲラ笑うのですが、今日のせん妄の内容は妹にちょっと話せない😅
でも、どっちにしろ妹はこのブログ読むかしら。
最近忙しそうだし、読まないかしら。
目次
今朝のせん妄
今朝、私はかなり早くにジムに行きました。
その時母はまだ寝ていたので、放っておいたのですが、1時間ほどして帰宅すると、母は座って、テーブルに出してあった朝食をもぐもぐと食べていました。
「〇子(私の妹)の家に行ってきたの?」と言う母。
私「違うけど❓」
母「〇子の旦那が亡くなったでしょう。お葬式に行ってきたのかと思って。」
きゃ~。
妹の旦那様を勝手に夢の中で死なせてしまってはいけませんよ!
母「(妹の旦那様は)もう90歳くらいだった?違うわ。80代だったか。」
きゃ~。
妹の旦那様は私のひとつ年上ですぅ。
まだまだ元気ですぅ。
「おばあちゃん、夢をみたんだねぇ。」
しばらく、母のせん妄につきあっていた私ですが、そのうち母の方から「私、どうしたのかしら。いよいよボケてきちゃったかしら。」と自分の勘違いを認めていました。
母は、落ち着いてくると、自分の過ちを認めてくれるので、助かります。
ちょっと気になる症状とは
母は自分でさえも認めてしまう認知症ですが(自分では軽度だと思っているw)、認知症の初期症状というのは、自分ではもちろん、家族でもなかなか見つけられないものです。認めたくないのかもしれません。
ちょっとした違和感というのが、認知症のサインとなることがあります。
しかし、その違和感が他の病気でもみられる場合があり、その場合は治療することができるとも考えられます。
同じことを言ったり、聞いたりする
あるある。
母でなく私が(笑)
最近ではなく、若い頃からしょっちょうやらかします。
人や物の名前が以前より出てこない
あるある。
母でなく私が(笑)
妹と話していて「ほら、ナントカいうドラマに出てたナントカって女優さん…」なんて会話がよくあります。
なにしろ「ナントカ」なもんですから、Googleで調べようにもなかなか出てこない(笑)
認知症、おばあちゃんではなく、Bettyさんもかなり危ないのでは?
置き忘れやしまい忘れが以前より目立つ
あるある。
母でなく私が(笑)
認知症でなく、根っからの性格だと思うけど。
ようするに「ズボラ」で「だらしない」んですよ。
たびたび水道やガスを締め忘れる
恐ろしいことに、最近たまにガスをつけっ放しで、あわや鍋を焦がつかせるところだった…ということが何度かあったのですよ。
あ、もちろん母でなく私が。
もう怖いので、煮物などする時は、必ずタイマーをセットすることにしました。
母はたまに洗面所の水道を出しっぱなしにすることがあります。
散歩などの日課をしなくなった
それはない。
母でなく私のことですが。
私は時間や日にちで自分を管理するのが好きなんです。
月曜日はこれ、とか、毎朝起きる時間も食事の時間もだいたい決まっています。
時間や場所の感覚があいまいになる
それもない。
母でなく私のことですが。
たまには「あら、もうこんな時間!」ということもありますけどね。
母は⏰時計を見ても、それが午前なのか午後なのかわからないことがよくありますし、昼寝から起きても「もう朝?」と言うこともしょっちゅうです。
以前あった興味や関心がなくなった
それもない。
母でなく私のことですが。
ジム通いは大好きですし、ブログを読むのも作成するのも好き。
今はコロナで、好きなバレエやミュージカルなどの舞台に行けないのは残念です。
身だしなみに以前より気を遣わなくなった
それはある。
母でなく私のことですが。
マスクが習慣になり、今では外出時の化粧を全くしなくなりました。
服を減らすことを目標にしていますので、「こんな服買いたい」と思う気持ちもなくなりました。
でもちゃんと髪は定期的に切ってますし(ショートヘアの天然パーマなので切らないと大変なことになる)、今日はヘアカットと酵素パックにお顔シェービングをしてもらってきましたよ😊
季節や場に合わない服装をしている
それはない。
母でなく私ですが。
ただ北海道に長く住んでいたので、寒さに強い私は冬もどうしても薄着になり「寒くないのぉ?」と言われることは多々ある。
支払いの際にいつも高額紙幣を出している
私は最近は現金を持ち歩かずに、電子マネーやクレジットで支払うことが多いです。
小銭でお財布が重たくなるのが嫌で(財布の傷みも早くなるような気がする)小銭でなるべく支払うように心がけています。
病院では現金で支払うことが多いですが、病院で働いている友人からの言葉を思い出し、病院ではおつりのないように支払うようにしています。
スーパーと違って、小さな医院では小銭を多く用意しておくのが難しいらしいのです。
まとめ
いかがでしたか、認知症初期症状のチェック。
認知症チェックは長谷川式が有名ですが、それ以前の段階で気をつけるべきチェックです。
アルツハイマー型認知症の場合、ほかの病気や身内の不幸など大きな出来事がなければ、1~2年間ほどでは状態はそれほど大きく変わらないことが多いそうですが、親の変化には敏感になっておいた方がいいですね。
この本はすごくいいです。
「母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記」というタイトルに惑わされないでください。きれいごとではなく、「がんばれ」という介護応援本でもなく。
何冊も介護に関係する本は読みましたが、これはありきたりの介護本ではありません。
この話はまたゆっくりと。