3月3日は桃の節句、お雛祭りです。
そして「耳の日」でもあります。
えぇ、耳です。
犬の聴覚はヒトより6倍以上、そして猫の聴覚は犬の2倍も発達しているといわれています。
猫の世界は耳から始まるといっても過言ではない?
「耳の日」が始まったのは昭和31(1956)年。
最近の研究で、加齢に伴う聴力の低下(加齢性難聴)を放置していると、認知機能が低下する傾向があることがわかってきてるといいます。
厚生労働省が策定した「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」でも、難聴は認知症の危険因子の1つとされています。
加齢性難聴は徐々に起こるので、本人は自覚していないことも少なくありません。
親御さんに「よく聞こえていないのかも」と思われる様子があれば、早めに耳鼻咽喉科を受診し、補聴器を使用するということを考えることも必要かもしれません。
私の母は、とてもよく聞こえています。
それでもしっかり認知症ですが。
以前、まだ私が母と暮らす前、80代の頃ですが、母が「聞こえにくくなった。」と言ったことがありました。
「いよいよ補聴器か。」と妹が母を耳鼻咽喉科に連れていったところ、耳掃除をしてもらったら、よく聞こえるようになったそうです。
人間、耳掃除は必要ないと聞いたこともありますが、耳鼻咽喉科できちんと掃除してもらえば聞こえるようになることもあるのですね。
猫の耳トラブルで多いのは外耳炎です。
気をつけなくちゃね。
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