地方の家屋を中心に、長らく日本のトイレは母屋の外にありました。
「ご不浄」は、清浄な家の外になければ、家の中に汚れが持ち込まれる。昔の人はそう考えたのでしょう。
母が生まれ育った生家は、明治に建てられた建物です。
この家のトイレは、外にありました。
私が最後にこの家を訪れたのは、22歳の時でしたが、その時もまだトイレが外にありました。
その後リフォームしたらしいです。
後にも先にも、私の知っている中で、外にトイレのある民家は、この家だけです。
子どもの頃は、このトイレがとても嫌で、ましてや夜中にトイレに行くなんてことはとてもできませんでした。
1度なんか、トイレに入ろうとしたら、中にどこからか猫が迷い込んで入っていたので、びっくりして私の方が逃げました。
「猫さんに悪気はないはず!」
現代では、家の中にトイレがあるのはもちろん、ほとんどの家で洋式トイレです。
一時期、トイレマットを敷く家庭も多かったと思います。
今、ミニマムな生活ブームの中で、トイレマットを撤去した家庭は多いのではないでしょうか。
トイレマットは、TOTOのアンケートで「トイレで触りたくない物NO.1」だそうです。
トイレマットって、頻繁に洗濯しないと臭いません?
しかもそのトイレマットは洗濯機に入れるのも抵抗あるし。
私は、北海道の家では、トイレマットはもちろんトイレスリッパも撤去していました。
今は、母が床を汚すことがあるので、トイレスリッパは必須です。
しかも100均でいくつか購入しておき、ストックしてあります。
母がスリッパも汚すことがあるからです。
参考文献⤵
猫さんのトイレは、シンプルなのが好きです。
「ニャンとも清潔トイレ」を愛用。
1ニャンしかいないのに、3つもトイレを置いてます(笑)
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
多頭飼いの長男宅では自動トイレを愛用。