昨日11月2日㈬のNHK「あさイチ」で、実家の片づけについて特集していました。
自分の家の片づけも悩みのタネですが、それ以上に思うように進まないのが実家の片づけかもしれませんね。
目次
実家を片づけるのはいつがベスト?
親が亡くなった後、介護施設に入った後、後悔しても遅い。
税金や維持費を考えても、処分できるなら早い方がいい。
それなら少しでも早くに片づけておいた方がいい。
何が必要で何が不要なのか。
親が高齢になってからではその判断が難しいです。
空き家の維持費
タレントの松本明子さんは、お父さんが亡くなってからその家の片づけに15年もかかったそうです。
実家が遠方であると、そういったことは多々あるようです。
松本さんは四国にある実家の維持費(光熱費、交通費、税金、火災保険その他)に毎年60万円近くをかけていたそうです。
空き家を放置していると
親が亡くなってから数年間は、空き家になった実家をそのままにしておくケースが多いのだそうです。
母の生家である名古屋の実家もそうでした。
独り暮らしをしていた叔母が入院してからは、空き家となりましたがそのままの状態でした。
税金はかかる。
水漏れはする。
空き巣に入られる。
今年の春、とうとう処分しました。
思い出などもあり、実家を処分するのは辛いこと。
しかしその建物に支障がでてきて、修理が必要になった時には処分を決意した方がよさそうです。
片づけの声がけ
モノを捨てない親であれば、残されたモノに途方に暮れる人も多い。
できれば、親が元気なうちに片づけたいのです。
片づけようとしても親御さんが納得しない場合は少なくありません。
どうやって声がけすればいいのでしょうか。
- 危険性を伝える←階段や水廻りなど生活動線から片づける
- 「捨てる」「捨てない」は親が決める
- モノの一時保管場所を決める←親が亡くなったら、中身を見ずに捨ててよし
- 親の片づけマインドに火をつける
実家の片づけ、私の場合
私が、介護のために、住み慣れた北海道の家を引き払い、実母と同居を始めたのは、5年前の2017年7月でした。
同居を始めてすぐに実家の片づけを始めました。
母の認知が進まないように少しずつ、少しずつ。
家の中の様子が変わることによって、認知が進む可能性もありましたから。
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
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母の認知が進んでいたのが幸いしました。
以前は、私がモノを処分しようとすると「捨てないで。」「そのままにしておいて。」と拒否したのです。
私が同居を始めた時、母は90歳。すでに認知症の診断を受けていました。
私が家の片づけを始めても、文句も言わず。もしかしたら片づけたことすら気がついていなかったのかも。
父の日記
今でも捨てられない物があります。
それは亡くなった父の日記です。
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すべての日記をとっておいているわけではありませんが、何冊かをとっておいて、時々見返しています。
先日は長女と一緒に、父の日記を読んで、懐かしい気持ちになりました。
ちょうど今から20年ほど前の日記でしょうか。
父は近所に住む孫(妹の息子たち)を毎週のように預かっていました。
それらがすべて記録されていました。「〇〇(甥っ子、父の孫)が風邪を引いて預かった」とか。
「おじいちゃん、大変だったんだねぇ。」と長女がしみじみ。
妹は産前産後、育児休暇を経て、3人の男の子を育てながらフルタイムで働き続けています。
なので、子供が病気になった時は両親が預かっていたのです。
妹は定年まであと数年。
その日を指折り数えて頑張っている妹です(笑)
「定年になったら、やりたいことたくさんあるよ~~~。楽しみぃ。」
妹よ、あなたが定年になったら、母の介護をまかせるよ(笑)
11月2日㈬放送のあさイチは、NHK+で11月9日㈬午前9:54まで見逃し配信できます。