母の部屋の模様替えをしました。
ベッドの位置を変えたのです。
昼でもベッドで寝て過ごすことの多い母。
寝る姿勢の向きを変えて「床ずれ」防止にしたいと考えているからです。
ここのところ、テレビを寝転んで視聴することが少なくなったので📺母の部屋からテレビを撤去してみました。
テレビは居間で、座って見る。
椅子に座っていることすら、96歳の母にとっては「運動」になるので、座っている時間を増やしてほしいからです。
ベッドの位置を変えたことによって、目覚めた時に母が「ここはどこ?」となるのではないかと心配しましたが、それはありませんでした。
朝、普通に起きます。
環境が変わるとシニアの脳には負担だと聞いた事がありますが、模様替えも環境変化のひとつでしょう。
ただ、自宅内で1番長い時間を過ごしている場所(寝室とか)を季節に応じた模様替えをすることは、高齢者にとって悪くないようです。
目に入れるだけで脳が季節感を感じ、それが認知症予防に繋がります。
夏になっても冬物のコタツやストーブが目に入るところにあったり、冬になっても夏の扇風機があったりと、1年間同じ風景の場所で過ごしていると、季節感がなくなり、認知症になるやすいという意見もあります。
部屋の中で「冬」「新年」を感じることで、脳の活性化につなげているのですね。
私は母と同居するようになって、かなりの部屋の模様替えをしてきました。
それがストレスとなっては困りますが、少しずつ進めてきましたので、母が戸惑うことはなかったと思います。
いや、少しはストレスだったんでないかい?←北海道弁(笑)
北海道の義父は、ほとんど認知の症状はありませんでしたが、年末の転倒で歩行困難になり、急遽施設に入所しましたが、初日は「泥棒が入った」などと口走っていたようですし。
自宅から施設への入所は、かなりの環境変化ですから、ストレスもありますよね。
主人は残された義実家の取り壊しを検討中。
まずはレンタルしていたリクライニングベッドなどの返品、そして山のような不要品の整理と処分ですね。
掃除嫌いで、片づけ苦手の私ですが、部屋の模様替えは好きです。
家具の配置を変えることによって、普段掃除しない場所も掃除できますし。