暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

映画「土を喰らう十二ヵ月」

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昨年、宣伝のポスターを北海道白老村で見かけてから、とても興味があった映画「土を喰らう十二ヵ月」をU-NEXTで視聴しました。

 

 
主演は沢田研二さん。
ヒロイン役に松たか子さん。
長野の自然に囲まれた生活を送る主人公の日々を描いた映画です。
 
原作は水上勉さんのエッセイ「土を喰う日々~わが精進十二ヵ月~」です。
水上勉氏は少年の頃、京都の禅寺で精進料理の作り方を教えられたそうです。
畑で育てた季節の野菜を材料にして心のこもった惣菜をつくる…その体験をもとに水上勉氏が自ら包丁を持ち、料理をした経験を綴ったエッセイです。

 

 
そのエッセイが映画化された。
胡麻豆腐、若竹煮、子芋の網焼き…
目に美しく、健康的な料理の監修は料理研究家土井善晴氏。
土井善晴氏は、「一汁三菜」にとらわれる必要はないと提案し、シンプル素朴な食卓を目指されています。
映画に出てくる食事はそんな感じです。

 

 
映画の最後に出てきた料理を再現してみました。

  • 白いごはん
  • みそ汁
  • 梅干し
  • ふろふき大根
  • 大根菜のごま油炒め

 

映画ではふろふき大根のゆず味噌は手作り、梅干しも自家製だけど。

私のはすべて市販品。

シンプルだけど美味しい。

奈良岡朋子さん演じる義母は、漬け物すらいらないと言って、山椒をごはんにぬぐいつけて、食べます。

奈良岡朋子さんはこの映画が遺作となりました。

www.betty0918.biz

 
長野の自然に囲まれた暮らしと料理目当てで私は視聴しましたが、ストーリーは好きではありませんでした。
舞台挨拶で中江裕司監督が「水上勉さんも沢田研二さんも悪くない。主人公ツトムの身勝手さはすべて私の責任。」とユーモアたっぷりにおっしゃっていたのが面白かったです。
 
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この映画は、映画館で観ていたら、ちょっと退屈だったと思う。私個人の感想です。

日常の生活の中でなんとなく見るのでちょうどいい。

私は2回視聴しました。

火野正平さんもぴったりだったな。

何よりよかったのは、主人公ツトムの愛犬「さんしょ」を演じた「もも」🐶

「もも」は動物プロダクション所属の犬さんではなく、ロケ地近くの民家で飼われている普通の犬さんだそうです。

もちろん演技は未経験!(笑)