映画「土を喰らう十二ヵ月」の舞台は長野県白馬村でした。
80代の主人公ツトムが山奥で手作り食に勤しみ、生き生きと暮らしています。
日本の都道府県別「平均寿命ランキング」で、映画の舞台となった長野県は男性2位、女性は4位です。
2022年12月23日に発表された厚生労働省の「令和2年都道府県別生命表の概況によると、日本の平均寿命は男性が81.49歳、女性が87.60歳です。
男性の1位2位3位の滋賀県長野県奈良県はいずれも「海なし県」です。
島国日本において「海なし県」はわずか8つ。
そのうち3県が長寿上位を独占しているというのは、何か理由があるのでしょうか。
いや、ただの偶然?
喫煙者が少ないこと、多量飲酒をする人が少ないこと、それ以外に労働時間が短いことや単身高齢者が少ないことが長寿要因の一部として挙げられています。
日本の平均寿命が世界でトップクラスを誇るのは嬉しい限りですが、健康寿命との差を縮めることが現代の課題といえるでしょうね。
「土を喰らう十二ヵ月」では、信州のたくさんの山の恵みが溢れています。
多品種の自生されている山菜や筍やキノコ。
柿などの果物。
古代から大切な栄養素であった栗。
自家製味噌と美味しい米。
長野県の長寿の理由とこの映画の食生活は関係があるような気がします。
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