ずっと気になっていましたが、戸棚の片隅にきしめんが残っています。
名古屋で生まれ育った母はきしめんが大好きでした。
なので、いつも乾麺を常備していました。
しかし、母の食欲はどんどんなくなり、亡くなる数か月前はきしめんもその他の固形物も食べようとはせず、プリンとゼリーとエンシュアで命を繋いでいました。
このきしめんはいつ買ったものなのか、想像つかず。
おそらく1年半くらい前でしょうか。
大丈夫、賞味期限には余裕がありますよ。
賞味期限に余裕があるとしても早く食べようと思い、冷たいサラダきしめんにしました。
野菜たっぷりで、きしめんの姿が見えません。
レタス、豆苗、にんじん、カニカマ、ツナマヨ、小ねぎ…をたっぷりのせました。
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母を自宅介護していたのは、6年と少し。
母は食が細く、また好き嫌いが多かったので、メニューはいつも定番でした。
きしめんは日常的に作っていました。
今度、母の仏壇にきしめんをお供えしてみようか。