NHKBSプレミアムの朝ドラアンコール『オードリー』は子役時代に1か月以上を費やしました。
ようやく青春篇(?)となり、今は主人公美月は女優を目指して日々苦悩しています。
大石静さん脚本の『オードリー』は、当時無名であったにも関わらず魅力的な俳優さんをたくさん世に送りだします。
私は弟役の茂山逸平さんが好きでした。
狂言師である茂山さん、子役の頃も上手だなと思っていましたが、『オードリー』では憎めない弟を好演。
私生活でもきっと可愛い弟なんだろうなと思わせるキャラクターです。(お兄さんの茂山宗彦さんも狂言師としてご活躍ですね。最近では朝ドラ『おちょやん』での出演が心に残っています。)
そして、仁科貴さんも好きだったんです。
川谷拓三さんの息子さんですね。
良い役者さんになるといいなぁと期待していたのに、『オードリー』放送の2年後に大麻所持が発覚し、私はとても残念でした。執行猶予付きの有罪でした。
大石静さんは、NHK大河ドラマの『黄金の日日』のファンであり、『黄金の日日』で川谷拓三さんが演じた杉谷善住坊を、2006年の『功名が辻』で仁科貴さんに演じてもらおうと希望したのですが、その大麻所持の過去があり、NHK側がそれを許可しなかったそうです。
杉谷善住坊は、越前朝倉攻めの途中で引き返す織田信長を火縄銃で狙撃する鉄砲の名手です。
信長狙撃事件は元亀元(1570)年5月19日。
454年前の今日です。
3年前の今日のブログも杉谷善住坊について記しています。
私は2006年の大河ドラマ『功名が辻』はリアルタイムでは視聴していません。
上士と下士という、土佐内における武士の身分制度を作った原因となる山内一豊の政治を知りたくて、『功名が辻』最近視聴してみたのですが、う~ん…
良妻賢母を主人公にした『功名が辻』は、どうも私の好みの物語ではありませんでした。
大石静さん脚本の朝ドラ、面白いです。
『オードリー』以外に『ふたりっ子』も好きでした。