長男のお嫁さんに借りて、アシアねこ散歩さんの『猫の都イスタンブールに住んでみた』を読みました。
人気SNSアカウント「アジアねこ散歩」さんのフォトエッセイです。
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トルコが猫好きの国だとは聞いていましたが。
この本に紹介されている猫と共存しているイスタンブールの様子にはびっくりです。
観光地にはもちろん、本屋さんにも肉屋さんにも、スタバの店内にまで当たり前のように猫がいる。
2004年に動物愛護法が制定され、犬猫だけでなく、すべての動物の保護に取り組んでいることがイスタンブール市民の誇りなのだそう。
イスラム教の世界では伝統的に猫を可愛がります。
トルコは人口の98%がイスラム教。
ただイスラム教の教えでは犬は「不浄」として避けられています。
でもイスタンブールでは野良犬の保護も積極的に行っています。
トルコは動物愛護先進国であり、イスタンブールの市長さんは「イスタンブールは世界における猫の首都だ」とSNSで宣言したのです。
2021年にはペットショップでの生体販売が禁止され、猫を家に迎えたい人は公園から引き取るようになりました。
そんな事情で公園で生まれた子猫はすぐにおうちが決まってしまうそうです。
トルコが愛猫家の国だというのは噂どおりでした。
しかし、トルコが親日であるというのは、私が思っていたほどではないようです(笑)
もちろん日本好きが多い国であることは間違いありません。
ただ日本の家電だとかアニメだとか愛されてはいますが、他の国の家電に押され気味で、日本のアニメと同じくらい韓国のアイドルも人気だそうです(笑)