子どもの数は年々減り続けていて、約5人に1人はひとりっこであるといわれています。
2021年6月に国立社会保障・人口問題研究所が実施した「出生動向基本調査」によると「子ども1人の夫婦」の割合は19.7%であり、全体の約2割とされています。
2002年の同調査では8.9%でした。
約20年間でひとりっこの割合が2倍以上に増えていることがわかります。
晩婚化や高齢出産、女性の社会進出などが影響しているのですね。
目次
ひとりっこ
ひとりっこは兄弟がいないため、周りに合わせる必要がなく、マイペースな性格になりやすいと言われます。
兄妹喧嘩をすることがないため、穏やかでやさしい子どもに育ちやすいのも特徴です。
遊び相手がいない環境では、ひとり遊びせざるを得ない場面が多々ありますので、自ら考えて遊ぶようになり、想像力が豊かな子どもに育ちやすいとか。
わが家の3兄妹
私の子どもは3人兄妹です。
しかも長男と末っ子の二女の年齢差が3歳8か月というタイトな3兄妹です。
おかげで、喧嘩はしょっちゅう。
喧嘩の原因はお菓子の取り合いやテレビのチャンネル争いという低レベルで…それは高校生になっても続いていました😓
ロールケーキの切り方においては、高レベルが求められた。いかに均等に切るか。小さな頃からおかずやお菓子を大皿に盛ると長男と長女はすぐに数を数え始め、それを3で割っていた。おかげでふたりとも数学が強くなった(笑)
男の子と女の子だったせいか、玩具の取り合いは少なかったかもしれません。
3人とも打たれ強く、叱られることにも慣れていた。
でも長男と長女は集中力があった。長男は剣道のおかげかな?長男も長女もお砂場で長い時間黙々と遊ぶ子でした。
二女は生まれた時から「3兄妹」という社会で育ったせいか、協調性があり、人間関係を築くのが上手でした。自分が末っ子だったので、小さな子が大好きで、お友達の妹をよく可愛がっていましたし、ダンスの教室では小さな子の面倒をよく見ていました。
私の孫はみんなひとりっこ
二女の子は3歳。長女の子は1歳。どちらもひとりっこです。
そんな孫がふたり、私の家に遊びにきました。
かわりばんこに病気をしていたので、久しぶりの再会でした。
3歳のおまごちゃんは1歳のまご子ちゃんが可愛くて可愛くて、何度も抱きしめていました。
まご子ちゃん(1歳)に話しかける時のおまごちゃん(3歳)がとても優しい表情で、嬉しくてたまらない様子です。
二女が買ってくれたお揃いの洋服が2人もとても似合っています。
私の子育て時代は経済的に厳しく、長女と二女にお揃いの洋服は数枚しか買ってあげられなかったな。
まとめ
日本国内のひとりっこの割合は年々増加傾向にあります。
ひとりっこはマイペースで穏やか、集中力が高く、想像力が豊などの特徴があります。
反面、打たれ弱く、協調性が養わねれにくいともいわれます。
参考:西松屋ホームページ
二女の旦那様は弟さんと年齢が離れているため、ひとりっこの時期が数年あり、そのせいかはわかりませんが、とても穏やかな性格です。そして弟さんが生まれてからはとても可愛がり、オムツ替えもしていたそうです。
長女の旦那様はひとりっこ。「穏やか」そのものの性格です。
ふたりの旦那様、怒ったところや機嫌の悪いところを見たことがありません。
私の子どもたちは、北海道で育ったために、遠く離れていた従兄弟と会ったのは数回しかありませんでした。
私の孫ちゃんたち、従姉妹と仲良く育ってほしいなと思います。