暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

スティーヴン・スピルバーグ の『ウエスト・サイド・ストーリー』

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有名な『ウエスト・サイド・ストーリー』ですが、2021年版は見たことがありませんでした。

Amazonプライムで視聴しました。

監督はスティーヴン・スピルバーグ

 

コロナ禍に突入する直前、舞台では観ました。

www.betty0918.biz

 

若い頃、劇団四季が大好きだったので、鹿賀丈史さんや市村正親さんが出演された『ウエスト・サイド・ストーリー』の舞台は観ました。

サウンドトラックLPは四季バージョンも英語バージョンも持っていて、擦り切れるほどに聞きました。

なので、今でも全曲歌えます(笑)

しかし音痴なのだ💦 おまけに、もう高いソプラノ声が出ない。

 

この先ネタバレあります。

 

 

この作品の魅力は音楽。

そしてそれ以上にダンスです。

ミュージカルありきの物語です。

とくにプエルトリコ女性陣のダンスが圧巻。

物語の主軸は移民問題ですから、その問題提起は現代に通じる。

 

プエルトリコの若者たちも白人の若者たちも、おそらく10代?もしくは20歳そこそこ。

プエルトリコの移民集団はもちろん、白人の若者たちも決して裕福ではない。

学生はおらず、男女ともに仕事をしている。

 

10代で社会人でしょ。

そのわりにみんな考え方が幼い。

温厚な性格であるようなトニーも猛突突進タイプと言いますか、思い込んだら感情にまかせて行動してしまう。

なぜ、親友リフが殺されたからといって、自分まで相手を殺してしまうのだ?

しかもそのトニーをチノが殺してしまう?

最後にマリアが誰も殺さなくてよかった💦

映画でのマリアは17歳の設定?

ウエスト・サイド物語』の母体である『ロミオとジュリエット』ではジュリエットが13歳(14歳に近い)。中学生だよ(◎_◎;)

で、ロミオがそれより少し年上?

彼らもまた幼い。

すべて10代の暴走。

決定的に違うのは、『ロミオとジュリエット』が名家VS名家の争いだったのに、『ウエスト・サイド物語』は社会の下層部分で生きている若者たちの争いであること。

そしてジュリエットが最後「死」を選ぶのに対し、マリアは「生きる」ことを選んだ。

 

いろいろ物語にツッコミはありますし、途中残虐な場面もありますので、そこは好き嫌いの分かれるところです。

それが気になるなら、話しの筋以上に歌やダンスを楽しみたいなら、『ウエスト・サイド・ストーリー』は映画より舞台の方がいいと思う。

歌もダンスも、昔の俳優さんより、今の俳優さんの方がずっと上手だな。

それでも『ウエスト・サイド物語』といえば、ジョージ・チャキリス演じる元祖ベルナルドのダンス名シーンが思い浮かぶんだよね。

 

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元祖『ウエスト・サイド物語』では、歌の多くが吹き替えでした。

それはいろいろと波紋を引き起こしたようです。

1961年の『ウエスト・サイド物語』は、当初はナタリー・ウッド(マリア役)自身が歌う予定であり歌の収録も行ったが(音源が残っている)「より完璧な映画にしたい」という会社の判断により、マーニ・ニクソンの歌声に吹き替えられた。ウッドは自身の歌に自信を持っていたため、実際に映画を見て吹き替えられているのを知り、失望で席を立ったという。Wikipediaより引用