不動産価格の高騰は2012年頃から継続しており、コロナ禍ではその動きがより一層加速しました。
私の二女夫婦はコロナ禍の早い時期に戸建ての家を購入しましたが、それほど高くはなかったです。
しかし今、長女夫婦が家を購入しようと検討しても、その価格はここ数年でびっくりするほどあがっています。
ただ、その裏では在庫物件数が増え、売れる不動産と売れない不動産の格差が徐々に広がりつつあります。
国土交通省の史料からみる住宅・土地統計調査(総務省)によれば、空き家の総数はこの20年で1.8倍(448万戸→820万戸)に増加しています。
空き家の種類別の内訳では、「賃貸用又は売却用の住宅」等を除いた、「その他の住宅」(いわゆる「その他空き家」)がこの20年で2.1倍(149万戸→318万戸)に増加しているのです。
なお、「その他の住宅」(318万戸)のうち、「一戸建(木造)」(220万戸)が最も多くなっています。
全住宅ストックに占める「その他空き家」(長期不在・取り壊し予定などの住宅)の割合の全国平均は5.3%。
鹿児島県、高知県、和歌山県は、「その他空き家」の割合が10%を超えています。
空き家を放置していると、維持費以外にも(固定資産税とかね)様々なリスクがあります。
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- 火災 コンセントなどの電気系統からの発火による被害、放火
- 景観 雑草や外観などの管理が行われていないことによる景観の悪化
- 不法投棄 生活ゴミだけでなく、家具・家電など廃棄物投棄の被害
- 倒壊 突風や地震などの自然災害による倒壊
- 盗難 不法侵入による盗難や住みつき 母の生家(空き家)は、泥棒が入ったのを機に取り壊して売却しました💰
- 害虫 害虫増殖や野生動物の住みつきによる悪臭や衛生面の被害 主人の従兄弟は北海道田舎の実家(空き家)に久しぶりに行ったら、室内でアライグマ4匹と遭遇😓
友人たちの中にも「実家が空き家になったけど、どうしたらいいのか。」「義実家が空き家になったけど、売れない。」と困ってる人が数人います。
なんなら、実家と義実家の両方が空き家になってる友人もいます😓
わが家には今のところ「空き家問題」はありませんが、「墓じまい」問題がまだ解決していません。