暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

『海のはじまり』と『そして、生きる』

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月9ドラマ『海のはじまり』が終了しました。

好き嫌いがあるのは当然ですが、このドラマの特徴として、ネットで『海のはじまり』についての記事が出るとその感想欄がそれぞれすごい長文で、賞讃であったり批判であったり、どっちにしても「考えさせられる作品」であることがよくわかります。

 

この先、『海のはじまり』と『そして、生きる』のそれぞれドラマのネタバレがありますので、ご注意ください。

 

目次

 

海のはじまり

『海のはじまり』については何度かブログ記事にしました。

www.betty0918.biz

 

数多くある批判は、水季であったり水季の母であったり(私も水季の母にはとくに共感できません。でも最終回の「意地悪ばっかり言ってごめんなさい」で涙腺崩壊した。大竹しのぶさんの演技力にただただ脱帽。)さらには、津野くんまでどうも夏くんに冷たすぎて、主人公の夏くんが可哀想でなりませんでした。

しかし、その夏くんが最終回の冒頭、夢の中で水季と海と自分の3人で幸せな家庭を築いているというのは、夏くんを許しがたく、弥生ちゃんが夏くんとの「別れ」を選んで本当によかったと心底思いましたよ。

結局、夏はずっと水季をひきずっているのだ。

3人で楽しく朝食をとっている場面なのだ

弥生ちゃんが夏くんとの別れを選んだのは、海だけが原因なのではなく、夏くんの中に水季がいるからなのだ。

このドラマは、がん検診の重要性などさまざまなメッセージを発信していますが、その中のひとつが「血の繋がり」だと思います。

夏くんの実家はその「血の繋がり」を乗り越えて仲が良い家庭を築いているのに、その真逆にあるのが、海を取り巻く人たちだと思うのです。

 

弥生ちゃんが「私の寂しいを決めつけないで(笑)」と、コロッケを作ってひとりで食べる場面にホッとします。

「しっかりしてくれ。」と夏くんに言う弥生ちゃんの笑顔が好きでした。

 

そして、生きる

ネット感想で多く見かけるのは「弥生ちゃんがかわいそう」です。

弥生ちゃんを演じているのは、有村架純さん。

その有村架純さんが5年前に、水季と同じ生き方を選ぼうとしていたドラマに主演していました。

私はそのドラマ『そして、生きる』をAmazon Primeで偶然見つけて、全6話をイッキ見しました。

 

 

 
ひとりで子供を生み育てようとする
主人公の瞳子は恋人の清隆の子供を妊娠し、彼に黙ってひとりで生み育てる決断をします。
清隆には妊娠を告げず「私が決めた」と宣言する姿は『海のはじまり』の水季を連想させます。
清隆は何も知らずに、新しい恋人と暮らしているのです。
新しい恋人が瞳子の親友であることにモヤっとする私。
清隆を演じているのは坂口健太郎さん。
坂口健太郎さんは、有村架純さん主演の月9『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で意地悪ばかり言う嫌な奴でした(笑)
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の脚本は坂元裕二氏。『そして、生きる』の脚本は岡田惠和氏。2つのドラマ世界観が似ている気がしました。

 

 

ひよっこ

『そして、生きる』の主人公は瞳子という東北の女の子。
瞳子有村架純さん。
瞳子の父親役に光石研さん。
瞳子に恋する後輩役に岡山天音さん。
この3人が理髪店で楽しく会話する姿は、岡田惠和氏脚本の『ひよっこ』を思い出させる。
明るい朝ドラヒロインを演じた有村架純さんが懐かしい。最近は暗い役が多いから。
Tverで『ようこそわが家へ』を配信していて、妹役の若き日の有村さんの姿にホッとします。
『ようこそわが家へ』で有村さんのお母さんを演じている南果歩さんは『そして、生きる』では坂口健太郎さんの母親役です。
 

『海のはじまり』と『そして、生きる』の共通点

2019年作品『そして、生きる』を今回初めて知った私は、『海のはじまり』との共通点にびっくりしました。
『海のはじまり』の脚本家生方美久氏は『そして、生きる』を視聴していたのだろうか?
ネットで調べると、7月頃からこの2つのドラマの共通点に気がついた人も多かったようです。
 
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あいかわらずドラマ三昧の私。