暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

切手デザイナーの世界

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NHK『首都圏ナビ』で、切手デザイナーという仕事を紹介していました。

「切手デザイナー」というネーミングで呼ばれるようになったのは郵政民営化からです。

日本で切手が盛んに発行されるようになったのは、戦後のこと。

特に昭和24(1949)年、郵政省ができてから、さまざまな図柄の切手が登場しました。

昭和30年代からは切手ブームも起こり、バリエーション豊かな切手は、人々の心を掴んで夢中にさせました。

私の母もそのひとりでした。

記念切手発売日には、郵便局の前に並んだものです。

 

意外だったのは、戦後から現在までの75年間で切手のデザインを行った人は、わずか20人あまりだということです。

限られた人たちが、歴史と技を受け継いできたのです。

 

最近は記念切手といえば、シールタイプが主流ですから、四角いだけでなく、〇や△の切手も多いです。

 

さらに、年賀はがきの切手部分も、切手デザイナーが手がけます。

 

遊び心のあるデザインとしては、たとえば平成15(2003)年の羊どしの年賀はがきでは羊が編み物してます⤵

羊が編み物してる

2003年、私は何していたかなぁ。子供たちが中学生、小学生になって、仕事に出はじめた頃だな。

 

そして12年後の平成27(2015)年の年賀はがきでは、羊さんがマフラーを編み終えて、自分で着用しています⤵

羊さん、マフラー編むのに12年かかった?

まさに12年かかっての伏線回収?

 

 

また、先日まで定形普通郵便は84円だったのですが、110円に値上がりしました。

その差額分の26円の切手が発売されましたが、26円切手がウグイスの模様なんです。

そして、84円切手が梅の模様です。

2枚合わせて貼ると「梅とウグイス」

ちょっとこじゃれてますね😊

 

切手のデザインは外注でデザイン会社さんなどで作成されているのかと思っていました。

日本郵便内のデザイナーさんが手がけているとは知りませんでした。

 

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母がたくさん集めた切手がまだあります。

多いのは20円切手です。

せっせと使っていますが、なかなか減りません。

交換手数料も値上がりして6円、20円の切手の交換に6円はもったいないです。

新しい切手に交換するのではなく、事務的な書類や身内に送る時に使っています。

それにしても手紙を送る機会はめっきり減りました。

「年賀状」という文化も100年後にはなくなっているかもしれません。

うんと未来になった時、歴史の教科書に「19世紀から20世紀にかけて盛んだった年賀状も21世紀にはなくなりました。新年の挨拶に葉書という四角い紙を利用していたのです。」なんて掲載になるかもしれません。