暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

介護を担った兄弟に感謝

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私は6年にわたり母を自宅介護し、看送りました。

www.betty0918.biz

 

私が通うジムには、私と同じように親の介護に奮闘している仲間がいます。

その中のひとりとの先日の会話。

彼女もまた昨年の暮れにお父様を亡くされました。

「私は実家から遠いし、父の介護は近所に住む弟に任せるしかなかったのよ。」

片道2時間かかるという実家。

お父様は体が元気ですが、認知があり、時には車で出かけたまま迷子になったこともあります。

周囲の必死の説得で、運転をやめさせたそうです。

 

弟さん夫婦が頑張ってくれたものの、お父様はひとりでトイレにも行けなくなり、最後は施設に入所し、それからまもなく亡くなったのです。

ジム友さん「実はね、弟は思春期の頃はいろいろ大変で。炊飯器を投げつけたこともあったのよ。」

え~~~炊飯器投げつけたんですか(・_・;)

炊飯器、けっこう重いぜ?

「この弟、将来どうなるんだろうなんて思ってたんだけど。両親の介護においては弟がとにかく頑張ってくれて本当に感謝してる。行政の手続きから、父の世話から、もうすべて。なので、父が亡くなった時は、私は遺産放棄してすべて弟にあげたわ。」

 

相続するにあたって、「誰が介護したか」というのは考慮されません。

兄弟のうち特定の人だけが親の介護をしてきた場合、遺産分けにおいて寄与分を主張することができます。

しかし、人情があればそういったことを踏まえて、遺産分割を円満に進めたいものですね。

 

 
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以前はてなブログ「親の介護のご褒美は姉妹の絆でありたい」と語ってらっしゃった方がいらっしゃいました。

その方は、近所に住むお姉様がメインでお父様の介護をしていましたが、なぜか妹であるブロガーさんにお金をあげたがる。「お姉ちゃんには内緒な」と言いながら。

お姉様にそれを打ち明けても「いいわよ、もう。」と受け入れてくださる。

立派な心の広いお姉様です。

「親の介護のご褒美は姉妹の絆でありたい」

私も時々その言葉を思い出しながら、妹と協力して母を介護してきました。