北海道にいる主人の父は施設に入所していましたが、昨年末に体調崩して入院したために、それまでの慣れた施設を退所せざるを得なくなりました。
体調回復して、違う施設に入所したのが1月末です。
その施設で、罵声浴びせたりセクハラなどしでかしたものの、薬を処方したりしてなんとか過ごしつつ、結局また体調を崩し再入院となってしまいました。
一時は、もうダメなのではないかと気を揉んだものの、また奇跡の復活を遂げました。
しかし、入院のために施設を退所したために、もう施設には戻れません。
入院継続中の義父です。
目次
義父の病院暮らし
今月89歳の誕生日を迎える義父ですが、誕生日を迎えることができないのではないかとさえ思うほどに、弱っていたのに、今はかなり元気を取り戻しています。
ここのところ毎日電話で話していますが、本当に元気なんですよ。
ほんの数日前まで酸素吸入していたなんて信じられません。
昨日はこちらも雪が降ったので、「こっちの人は雪が降っても夏タイヤで走ったりするんだよ~」なんて義父の好きそうな話をふったら、義父は「冬道運転」についてウンチクを語る語る(笑)
元気そうで本当によかった。
施設だとスタッフさんが話し相手になってくれたり、レクリエーションがあったりするのですが、病院ではスタッフさん皆さん多忙ですから、義父は退屈なのです。
なので、入院中は私や私の子供たちに電話をかけてよこします📞
義父が過ごしているのは北海道の田舎です。
入院or施設の費用もさほど高くないので、年金の範囲で十分に賄えます。
私の母の自宅介護生活を振り返る
私は実母を6年間自宅介護してきました。
自宅介護といっても、通所でディケアサービスを利用したり、時にはショートスティもお願いしていました。
本日3月5日㈬のNHK『あさイチ』では、「介護とお金」について放送していました。
『あさイチ』で意外だったのは、現在は以前より特養(特別養護老人ホーム=介護を必要とする高齢者が入居する公的な介護施設)にも入所しやすくなっていることです。
今の世の中の流れで、施設の数が増えたのでしょう。
介護の費用は?
特養は施設費用が安くすみます。
それでも自宅介護には敵いません。
母はディケアサービス(以前は週3利用でしたがコロナ禍を機に週1日の利用でした)とショートスティ(1か月に2泊3日程度)を併用していましたが、月に3万円前後の出費でした。
それ以外に介護器具レンタル費用が2,000円弱、訪問リハビリが3,000円弱かかっていました。
他にはリハパン代とか食費、医療費でしょうか。
それらを合わせても5万円未満です。
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
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介護も多様性
費用の面を考えると、通所やショートスティなどを駆使して、自宅での介護は安くすみますので、負担が少なくてすみます。
しかし、介護する側の精神的肉体的負担は大きい(笑)
母は娘が親の介護をするのは当たり前という考え方でしたから、「介護してくれてありがとう」と言われたことは1度もありませんでした。
私と母の場合は、実の母の介護を娘がするという1番ハードルの低い介護でした。
また妹や娘が近所に住んでおり、「チーム介護」の体制が整っていました。
私は母を留守番させて、毎日ジム通いをしていました。その間に何かあっても「それが運命」と受け入れる覚悟でのジム通いでした。実際、母が亡くなった日、呼吸困難になったその時私は妹に留守を頼んでジムのランマシーンで運動していました。
令和の現在もお嫁さんが義両親の介護をしてらっしゃる方も少なくありませんし、最近では男性が親の介護をするパターンも多いようです。しかし、1番大変なのは配偶者の介護という「老々介護」だそうです。