暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。収益はすべて寄付しています。

『婚活をあきらめた人』~ねほりんぱほりん

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日本の婚姻件数が20年で大きく減少しています。

2000年には役80万組だった婚姻件数は、2023年には約47万組と減少しています。厚生労働省人口動態統計より

そして婚活サービス(マッチングアプリや結婚相談所)を通じて結婚した人の割合は、2000年に9.2%でしたが、2023年には47.4%と半数近くに昇っています。リクルートブライダル統計「婚活実態調査2024」より

 

NHKの番組『ねほりんぱほりん』で、「婚活をあきらめた人」がテーマで語られていました。

 

目次

 

12年間の婚活の果てに

ゲストは、20代後半から12年間婚活を頑張ったものの、結局あきらめたという女性(アサミさん)です。

12年間の婚活では身も心もボロボロになり、体重は15kgも落ちたそうです。

アサミさんは介護施設勤務で地方在住。

20代の頃に、結婚を考えていた彼に浮気されて破局、暴言を吐かれて別れたものの、その後彼は他の女性と結婚して子供が生まれ幸せに暮らしているという状況に、自分も幸せになって見返してやりたいという焦り&リベンジの気持ちで婚活をスタートさせます。

 

彼女の相手への希望は「年収400万円くらい」「会話をしていて楽しい人」でした。

年収400万円というのは彼女の年収で、自分と同じくらいの年収を希望していたのです。

合コンしながら、複数のマッチングアプリと結婚相談所を利用するものの、仕事が多忙を極めている時で、次第に「仕事を辞めたい」「専業主婦になりたい」という気持ちに傾き、相手への希望年収は400万円では足りなくなってきます。

「介護」という職業柄か、アサミさんは「相手を楽しませよう」という気持ちが強く、デートしていても気疲れしてしまい、お付き合いした相手と楽しく過ごせなかったといいます。

年収の高い40代の男性には「仕事辞めてもいいよ」「君の奨学金は僕が払うよ」と言われるものの、独身時代が長かったせいかアサミさんは映画や食事を一緒に楽しんでも、「独りの方がいいかな」と思ってしまいます。

アサミさんにとって「会話が楽しい人」という条件は譲れなかったのです。

 

婚活でつらかったこと

結婚相談所を中心に12年間婚活をしていた40代半ばのマサヒロさん。

月に1回美容室に行き、服は百貨店で買う。美容液や化粧水でお肌の手入れをして、細身の体形を維持するためにジムにも通う。

彼は婚活開始時の年収が280万円。

それがネックでした。

婚活アドバイザーには「うちの登録女性は300~400人いるけど、あなたと会ってくれるのは4名ね。相手の人が会ってくれるならどんな人でも会いに行きなさい。」とアドバイスされます。

50人に申し込んだものの、実際に会ったのは4~5名で、真剣交際に進んだ人はいませんでした。

2014~2015年あたりを契機に「男性の結婚可能個人年収」のインフレが起き、20代で300万円台では見向きもされないという状況になってきたそうです。女性の年収があがってきており、その女性は自分より高収入の男性を求めるからです。

 

婚活を終了させる時

アサミさんは、感覚や価値観が一緒ではない人と結婚はできない、「家で独りで寝てた方がいい」と婚活を終了させます。

40代のマサヒロさんは、休日にショッピングセンターで自分と同年代の人が中学生のお子さんを連れているのを見て、「自分には無理だな、やめよう。」と決意します。

今から子供ができても、60歳の時に子供は高校生です。

男性は婚活の目的は「子供」であることが多いような気がします。私個人の感想です。

違う婚活女性は、真剣交際に進んだ男性に「子供ができたら2年間は家にいてほしい(専業主婦)」と言われて、気持ちが冷めます。地方在住者はこういった考えの男性がまだまだ多いのかもしれません。

 

婚活と恋愛

婚活カウンセラーに寄せられる相談で多いのは、とくに女性は条件+気持ちを見がちなので「好きになれるかな。」という悩みです。

「好きになれるかどうかを言っていると、形から入る婚活が気持ちから入る恋愛になってしまうので、目的からはずれてしまいます。」とのこと。

考えるべきポイントは

  • 結婚生活をどう送りたいか
  • 夫・妻としてよい相手かどうか

を見極めることです。

幸せな結婚生活が想像できるかどうかですね。

 

玉の輿

別に「玉の輿」を狙っているわけではないのに、普通の結婚願望をもっているだけなのに、「結婚」が難しくなってしまった令和という時代。

 

ちなみに、「玉の輿」婚とは、江戸幕府5代将軍徳川綱吉の生母桂昌院けいしょういんからきています。

庶民の出であった「お玉」は大奥の下働きをしていたのですが、3代将軍徳川家光に見染められ、綱吉を出産します。

その後桂昌院となり、大奥のトップに昇り詰めました。

このシンデレラストーリーが、裕福な男性と庶民女性の結婚を「玉の輿」と呼ぶようになったということです。←俗説ともいわれてますが(^^;

 

私の中で桂昌院こと「玉」は藤吉久美子さんのイメージです。1983年フジテレビ『大奥』

最近ではNHKの男女逆転『大奥』での奥智哉さんでしょうか。

 

 

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私の子供たちは3人とも婚活経験者です。

しかし、マッチングアプリで結婚した子はいなかったな。

息子がマッチングアプリで「いいね」つけている様子を隣りで見ていましたが、とても軽い気持ちで「いいね」してたので、「いいね」をあまり鵜呑みにしない方がいいのかなと思ったりしました。