嫌になるくらいカラスがたくさん並んでいる光景。
真っ黒で、ふてぶてしくて、ほんと嫌な感じ。
昔、まだハナさんが仔猫だった頃に、私がハナさんを抱っこして散歩していたら、カラスに後をつけられたことがあります。
友人はうす暗くなりかけた時間に飲食街を歩いていたら、クマネズミを狙ってカラスが急降下した場面に出くわしたそうです。
しかし、クマネズミもすばしっこく逃げ延びたんだってよ。
地球が滅亡しても、カラスとネズミは生き残るかもしれない。それほどたくましい。
春になるとカラスが攻撃してきます。
なぜなら、カラスも子育て中だから。
春は子育ての季節なので、「巣に近づかないで!」と攻撃してくるのです。
臆病なカラスが人に向かってくるのは、ただただ「子供を守りたい」から。
4~6月ごろペアごとに産卵・子育てします。巣立ちまで縄張りに近づいてはいけません。
カラスは後ろから攻撃してくるのを防ぐには、手を万歳したり、日傘をさしていればいいのです。
ゴミ集積場に集まっているカラスは攻撃してきません。
人を攻撃するのは「親」だけ。
若いカラスには子供を育てていないので、守るものがありません。
若者カラスは人間に攻撃してきません。
集団でたむろしているのは若者集団。コンビニの前でだべっている人間の若者みたいw
ペアでいるカラスは子育て中なので、要注意です。

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NHK『あさイチ』で東京大学総合研究博物館特任准教授の松原始さんがカラスの鳴き声まで通訳していてびっくり。
カラスは噂どおり頭が良いらしく、人間の顔を覚えているし、袋の色などでゴミの中身を把握しているそうです。
でもカラスも子育て中で、攻撃も子供を守るためだけなんだと思えば、少しは愛おしくなりますね。