厚生労働省の人口動態統計によれば、2024年に日本で生まれた子供の数は72万988人。
前年比5%減。
「子供が減るということは少子高齢化に拍車をかけ、人口が減り、経済が回らない。それは大変だ。」と誰もが思うところですが、そのわりには身近な同僚が子供の発熱で仕事を休むとなると「子持ち様批判」が沸き起こります。
目次
社会で子供を育てる国になるのは難しい
女性の高学歴化や1986年の男女雇用機会均等法の施行によって女性就業者が増えていく中で、それまで家庭の主婦に集中していた子育て負担を夫の育児参加(家事参加)、そして社会で分担するという理想が生まれました。
しかし、社会で子育てを分担するといっても「保育園」「育休」などが限度で、実際には祖父祖母といった血縁が子供の面倒をみるパターンが多いかと思われます。
祖父母が面倒をみるといっても、負担が大きいのは祖父ではなく、明らかに祖母です。
そして近年では、夫側の母親支援割合は大きく変化していないのですが、妻側の母親からの支援割合が増え続けています。
つまり、子供育ての支援は母方の祖母に集中する場合が多く、いわゆる決して楽ではない「孫育て」を担うこととなります。
子供が減っている
国立社会保障・人口問題研究所「出生動向基本調査」によると妻45~49歳夫婦の出生子供数は、1977年以降に2人以上となっていたのですが、2015年以降2人未満となっています。
私達夫婦には3人の子供がいますが、長男夫婦に子供はなく、長女夫婦に1人と二女夫婦に1人、孫は2人です。
我が家だけでも、子孫が減っています💦
我が家の「孫育て」
二女の旦那様のご実家は車で20分くらいのところにあり、私と同じくらいに向こうのお母様(大ママ)が「孫育て」を頑張ってくれています。
長女の旦那様のご実家は遠方のため「孫育て」はすべて私の肩にかかっています。
私の主人は北海道在住で親を介護中のため「孫育て」には参加できず。
そして、親族が「孫育て」に協力できる環境にある長女夫婦と二女夫婦はとてもラッキーであり、実は親族の協力が難しい家庭はかなり多いのです。
「子持ち様の傲慢」が子持ち様批判につながる
その方は「その席は自分の席なのですが」と申し出たところ、その子持ち様女性は「この席がベビーカー置きやすいので。次で降りますから。」としれっと答えたそう。
鶴(?)の恩返し

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先月は、まご子ちゃん(1歳)の入院騒ぎで、私もそのお世話にかかりっきりになりました。
まご子ちゃんの入院は10泊11日でしたが、付き添いの長女は合計7日間仕事を休みました。旦那様も入院当日と翌日、退院日に仕事を休みました。それぞれ職場には大変迷惑をかけることになりました。
私は今日は久しぶりにおまごちゃん(3歳)宅に来ています。
今から保育園にお迎えにいってきます😊