妹のお義父様(妹の旦那様のお父様)は86歳で独り暮らしです。
数年前に奥様を亡くされてから、戸建ての家で独りで暮らしています。
近所(といっても片道30分ほど)に住む二男(妹の旦那様の弟)が1週間に1回様子を見に来てくれますが、商売をしていることもあり忙しく、それ以上のケアは大変です。
妹夫婦宅からお義父様宅まで2時間かかるのですが、1か月に1回の通院や介護関係の雑務を妹夫婦(妹が運転も手続きもメインでやっている)が担っています。
足が悪いのですが、ベッドは使わず布団を敷いて寝ているし、炬燵を1年中出していてそこで食事をしている生活スタイルです。
そんなお義父様に、我が家にある椅子とテーブルを譲りました。
「お義父さん、使ってくれるといいけどなぁ…」と心配していた妹。
しかしお義父様は椅子&テーブルをあっさりと受け入れました。
テーブルは私が北海道に住んでいた頃から使っていた物。
椅子は亡き母が愛用していた物です。
お義父様は椅子とテーブルが運び込まれると、「これはいい!」と早速座り、たいそう気に入ってくださったのです。
そして、家に訪れたケアマネさんに「これ、いいよ~。」と自慢していたそうですよ(笑)
私の母も、私が一緒に暮らすまではベッドを使おうとはせず、食事も炬燵でとっていました。
しかし、私と同居して数か月後にテーブルと椅子を居間に入れると母は当たり前のようにテーブルで食事をするようになり、その後転倒をきっかけにベッドで寝るようになりました。
お義父様がテーブル&椅子を気に入ってくださったので、次はベッドの導入ですかね。
今は布団を敷いたり畳んだりが大変で、炬燵の中で寝ちゃったりしているみたいですから。
現在要支援1ですが、要介護認定をとれれば、レンタルで介護ベッドを利用するのもいいかと思います。
お義父様、エアコンが壊れてエアコンなしで夏を越したり、ブレーカーが落ちて電気使えないまま数日過ごしたり、いろいろトラブルがありますが、「今日は何日か」毎日新聞から日付を記録したり、迫りくる老いと闘っているようで、できればこのまま独り暮らしを応援してあげたいと思うのですが。
北海道の義父も数年間独り暮らしでした。
義父が86歳の頃はどうだったかなぁと思い出します。
椅子とテーブルで食事することはありませんでしたが、やはり骨折をきっかけに介護ベッドを導入したのです。