北海道の義父が6月に亡くなりました。
義父が施設に入所するまで住んでいた家は平屋に建て直し、現在は主人が土日だけ住んでいます。
今、主人がそれらの相続手続きに取り組んでいます。
預貯金は少ないので、まもなく終了する予定らしいですが、義実家以外にも賃貸の不動産をいくつか持っていたのです。
相続にあたり、分けやすい現金とは違い、不動産は「不公平」が生じやすく、それが原因でトラブルが起きやすいのです。
また名義が「共有」となっている不動産も面倒です。
相続人の数分の不動産がないと、差額を現金で補填したり、不動産を売却して現金で分けたりしなければならない。
不動産の「不公平」や「共有」が原因で兄弟姉妹の関係が悪化してしまう事例もあります。

たとえば、一棟収益マンションがあり、親が「子ども達の共有名義で持ち続けてもいいし、売却して現金で分けてもいい」とアバウトに考えていても、子ども達の意見が分かれる場合もあります。
そのマンションを子ども達の共有名義にした場合、建物が築年数を重ねて、大規模修繕費が必要になった時にもめる可能性もあります。
我が家の場合。
義父の相続人は主人だけですから、もめることはありません。
北海道田舎の不動産、それほどの評価額ではありませんから、相続税が発生する心配もなし。
預貯金は少ないので(自慢にならないけど)、相続税なんて無縁だし。
田舎では「空き家問題」があちらでもこちらでも聞かれます。
北海道の義実家の近所の家は、もう何年も空き家になっているけれども、親族(全員北海道外に在住)が年に数回来て集まる避暑地になっているようです。
でもその空き家の所有者もまもなく80歳になるそうで、手放すことを考えているのだ
とか。
不動産は、価値があっても価値がなくても、相続するには問題発生になることが少なくないような気がいたします。
親が亡くなった後、手続きやら相続やら、やるべきことが溢れ出てきますが、それは「悲しさ」「寂しさ」を感じさせないための時間の消化なのかもしれません。

