嵐のマツジュンが主演を務めるTBS日曜劇場『19番目のカルテ』
今期クールでは視聴率の上位だそうですが、私は「ふ~ん」という感じでした。
私個人の感想としては、悪くはないけど、特別よくもなく…
しかし、8月24日に放送された第6話は号泣しました。
この日は、肺がんステージ4と診断された患者さん(石橋蓮司さん演)が在宅ケアを望むことから訪問診療を受け持つことになった総合診療科の医師滝野みずき(小芝風花さん演)の終末期医療に挑む姿を描いていました。
自宅介護をし、自分の部屋で亡くなった母を思い出しました。
母の旅立ちを予感し、亡くなる2か月前から「訪問医療」をお願いしました。

訪問医療の医院は、ケアマネさんに紹介してもらい、場所は自宅のすぐ近所でした。
最初の申し込みの時に、私ひとりで来院しましたが、医院に行ったのは後にも先にもその時だけ。
ドラマの小芝風花さん演じる滝野医師は、看取りに至るまで何度も泣いていましたが、実際にはもちろんそんなことなくて、訪問医療の先生は看取りに慣れていらっしゃいます。
訪問診療をお願いしてから、わずか2か月で母は逝ってしまいました。
亡くなる数日前からは、トイレに行くこともできなくなり、ベッドの上でのリハパン交換になりました。
- 眼を閉じ、眠っている時間が多くなる
- ただでさえ食が細かったのに、飲み物以外ほとんど口にできなくなり、最後はジュースすら飲めなくなる
- 口数が少なくなり、ほとんどしゃべらなくなる
…といった状態でした。

患者さんの看取りが終わり、「船は見送った」とマツジュン演じる徳重医師は言ったけど、まさにそんな感じでした。
ドラマでは、亡くなる少し前に患者さんを囲んで、親しい仲間が宴会をするのですが、母も亡くなる1か月前は、孫たちが来たり名古屋から姪が来たりと、賑やかな時間を過ごしたことが多かった。
母もとても嬉しそうで、ハイテンションでした。
たまたま夏休みの時期だったので、孫たちも来れたのですが、そんな時間を亡くなる前に過ごさせてあげたことはよかったと思います。
今、冷静に思い出してみると、「看取り」の時にやり損ねたことは
- 耳の機能は最後まで保たれているので、本人に思い出や感謝の言葉を掛ける
- 看取り後には、本人が好きだった服を着せる
ということです。
母の最期はジュースがむせて苦しそうでコンコンを咳をしていたので、「大丈夫?」「大丈夫?」と騒ぎ立てるばかりで、感謝の言葉などひと言もかけなかった。
そして、その時に着ていたパジャマのまま、葬儀屋さんに連れて行ってもらった。
最後まで母が飲んでいたジュース⤵
ドラマには号泣した私ですが、自分母が亡くなった時は私も妹も1滴の涙もこぼしませんでした💦
すぐに葬儀屋さんへの連絡などに追われたのでした。

