先日「老老介護」の事件についてブログにしましたが。
100歳のお母様を介護していた79歳の男性が、お母様を殺してしまったという事件が起きました。
もちろん男性に同情の声が集まるのは当然かと思いますが、その前に何かできなかったのかという思いがよぎります。
どんなに追い詰められた状況であっても、男性がしたことは犯罪なのですから。
100歳の母親を79歳の息子が殺害か…「母親を殺した」息子を逮捕「介護に疲れた」 東京・町田市(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
6年間実のお母様を介護されたという岡田美里さんの記事を読みました。
岡田美里さんは私と同じ年齢。
私も岡田さんと似たような時期に出産育児を経験し、当時読んでいた育児雑誌にはたびたび岡田さんの記事が載りよく読んでいました。
岡田さんは、育児が落ち着くと得意の手芸やお料理でミセス向け雑誌にも出るようになり、当時流行りだった「カリスマ主婦」として脚光を浴びてらっしゃいました。
その後2度の離婚を経て、3回目の結婚後もメディアでのお仕事をされているようです。
中学生の時に出て行った母、6年間の介護は親子を確認するための「解決の時間」…タレント・岡田美里さん(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
そんな岡田さんがこれまた私と同じような時期に、お母様の介護をされていたそうです。
6年間の介護というのもお母様が要介護2であったというのも、私と同じです。
私は同年齢の岡田さんに親近感を抱いていますが、その背景はまったく違って(お嬢様育ちの岡田美里さんが私と一緒のわけがないですが)、岡田さんのお母様は岡田さんが中学生の時に離婚のため家を出ています。
離婚の原因は旦那様(E・H・エリックさん)によるお母様へのDVだとか。
「自分たちを置いて出て行った母」を許せないし、介護するつもりなどなかったそうですが、結局岡田さんはお母様を引き取ることになります。
お母様がパーキソン病で段差のある家で暮らすのは危ないと、所有されていた山梨県の家で介護生活を送られたそうです。
シニアには平屋がいいですね。

東京から離れた場所でのふたりきりの生活では時にぶつかることもあったそうですが、「介護しなければ後悔する」というご友人の言葉を支えに、また保護犬を迎えたことで母娘ともに笑顔が増えたそうです。
私の介護中も、ハナさんがいたことで助けられました😼

最期はお母様のご希望で、特別養護老人ホームに入所され翌年に亡くなったそうです。
みんながみんな「介護しなければ後悔する」ということではないと思います。
介護したことによって、離職したり家族がバラバラになったりと(私がまさにそうですが)介護することを選択したことによって後悔することもあると思います。
ただ岡田美里さんは介護したことによって、お母様へのわだかまりが消えて産んでくれたことへの感謝だけが残ったそうです。
介護していた6年間は親子であることを確認するための「解決の時間」だったというのが自分で出した結論でした。
岡田美里さんが堺正章さんと離婚した時の会見では、かなり非難されました。「彼(堺正章さん)が多忙すぎてゴルフに行けない。ちゅらさんのお父さんみたいな人だったらよかったのに。」とかいう発言には私もあんぐりしました。
50代で山梨で介護していたことをきっかけに無添加のジャムを作る事業を手掛け、がんばっている人がリラックスできるようにと都内にエステサロンをオープンした岡田さん。
バイタリティ溢れる生き方です。

