12月17日㈬のNHK『あさイチ』は結婚相談所における結婚観と婚活についての特集でした。

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合コンは古い
少し前までは「合コン」が婚活の主流だったような気がしますが、今は「合コン」で婚活はあまり聞きません。
以前ドラマ『アイのない恋人たち』で20代の女の子が「合コンはもう古い」と断言していました。
いろいろな婚活、結婚スタイル
令和の今、結婚する人との出会いは「マッチングアプリ」がNO.1です。
そして番組が取材した結婚相談所では、20代の利用者がこの5年で約2.5倍に増えたそうです。
番組では、事実婚や交際0日婚のカップルのお話を伺っていましたが、私がいいなと思ったのは「ひとり暮らし×2人」の生活をしているカップルです。
このスタイルは、私世代の憧れの暮らしではないでしょうか。
同じ家に住んでいますが、部屋は別々、寝る時も別、時には食事すら別。
『僕たちの失敗』
2016年のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』は契約結婚を描いたドラマでした。
私が契約結婚という言葉で思い出すのは、石川達三の小説『僕たちの失敗』です。
NHK銀河テレビ小説で、ドラマ化されており、それは私が中学生の頃でしたが、小説は昭和37(1962)年の発刊です。
とすると、主人公は昭和初期の生まれだと考えられ、私の義父と同じくらいの年齢でしょうか。義父は昭和11年生まれです。
そんな昭和世代の主人公は(ドラマでは荻島真一さん演)尖った結婚観をもっていて、生意気で、期間限定の結婚を恋人(ドラマでは酒井和歌子さん演)に持ちかけるのです。
ふたりは別居婚を選びます。
結局想定外で恋人(妻)が妊娠し、彼女が出産を希望したために、契約期間終了前にふたりは離婚します。
すみません、私が10代の頃に読んだ記憶でストーリーを綴っているので、記憶違いだったらごめんなさい🙇
主人公の考えに当時はもちろん、今でも共感できないのですが、昭和30年代に契約結婚という考えを持っていた若者(正確には作者)に驚きます。
石川達三氏の小説はやはり10代の頃に『青春の蹉跌』も読みましたが、恋愛小説でありながら、どこか世間に背を向けているような主人公が印象的です。
それは石川達三氏が芥川賞受賞後に、日本軍の実態を描いた小説で発禁処分を受け、有罪(執行猶予あり)を受けたことが影響しているのかもしれません。

