12月26日㈮の『ばけばけ』は神回でした。
オープニング曲ハンバートハンバート「笑ったり転んだり」の「サンポ、シマショウカ」という歌詞が好きなのですが、まさに散歩で結ばれたふたりでした。
12月26日放送の第65話では、オープニング曲が最後に流れ、その間ふたりが夕暮れの宍道湖畔を歩くという素敵なシーンでした。
台詞はなく、次週予告もなく、視聴者の心に余韻を残しました。
前半最大のクライマックスでした。

イライザ役のシャーロット・ケイト・フォックスも銀二郎訳の寛一郎さんもすごく良い演技で、みんな「いい人」で。
イライザさんが銀二郎さんに「You’re me、aren't you?」と言います。
「あなたと私は似ている」と訳されていましたが、「You’re me」は「あなたは私」
「aren't you?」は「わかってるわよね?」みたいな?
シャーロット・ケイト・フォックスさん演じるイライザのモデルはエリザベス・ビスランドと推測され、彼女は史実どおりであるならば、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と親交を結び、彼の没後に伝記『ラフカディオ・ハーンの生涯と書簡』(The Life and Letters of Lafcadio Hearn)を執筆します。その印税は遺族に渡したそうです。
エリザベス・ビスランド女史との親交は、あるいは一種の恋愛ともいえるかもしれぬ。しかし、それは白熱の恋ではない。沢辺の蛍のごとき清冽な恋である。引用:『父小泉八雲』小泉一雄
ラフカディオ・ハーンは1891年に小泉セツと結婚しますが、同じ年にエリザベス・ビスランドも法律家の男性と結婚しますよ。

3月までの放送ですから、第65話はちょうど折り返しの回でした。
折り返し…つまり半分なのですが、まだふたりは結婚していない。
前作『あんぱん』では結婚するまでに4か月かかりました。
過去の朝ドラ夫婦愛物語は、『ゲゲゲの女房』も『まんぷく』も『エール』もかなり早い時期に結婚しており、結婚してからの物語がメインでした。
『ばけばけ』、1月5日㈪からの後半がまた楽しみです。
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