「食育」という言葉は最近から使われ始めたと思っていましたが。
その言葉の歴史は案外古いのです。
目次
石塚左玄
「食育」という言葉は
左玄は、1851年に福井市子安町(現、宝永4丁目)に生まれました。漢方医学を学び、医師と薬剤師の資格を有し、陸軍少将、陸軍薬剤監などとして活躍しました。
1896年(明治29年)に著した「化学的食養長寿論」で、「学童を持つ人は、躰育も智育も才育もすべて食育にあると考えるべきである。」とし、体育、知育、才育の基本となるものとして「食育」の重要性を述べています。
石塚左玄が福井藩(福井県)城下で誕生したのは嘉永4(1851)年2月4日。
175年前の今日です。
福井藩医学校で勤務し、欧州の言語で解剖学などを学んでいました。
同郷の橋本綱常(橋本左内の弟)を頼って上京し、その後医師と薬剤師の資格を取得します。
「食育」って何?
「食育」とは何を学ぶための学習でしょうか。
- 朝ごはんの大切さ
- 栄養バランスと五大栄養素
- 食事と運動
- 食事と衛生管理
- 楽しい食事
- 食物アレルギー
- 食品ロス
ストローレスの学校給食
「食育」を学ぶ場のひとつとして「学校給食」を思い浮かべます。
私が小学1年生の頃は、給食は脱脂粉乳でした。
地域によって違うようですね。北海道では私より年上の友人であっても脱脂粉乳の給食を知らないと言っていました。

その後、牛乳給食になりましたが、瓶の牛乳からスタートです。
それからまもなくパック入り牛乳になりました。
かつて当然のようについていたパック入り牛乳のストローは消えつつあり、今、全国の学校で、牛乳パックからの「直飲み」が主流になりつつあります。
「ストローレス」です。
2020年に登場した「School POP」を開発したのは日本製紙。
工夫されて、直飲みしても牛乳が勢いよく飛び出すのを防ぐそうです。
マクドナルドでも
日本マクドナルドは2025年10月27日に公式サイトにて、「紙ストローを終了し11月19日よりコールドドリンクのフタをストローなしで飲めるフタに順次変更する」と発表しました。
バージンプラスチック削減の取り組みの一環です。
リサイクルPET製のストローなしで飲めるフタ(ストローレスリッド)で、全国で展開しています。
子どもの飲食時は、ストロー付きで提供、また「マックシェイク」「マックフィズ」「マックフロート」、フラッペ、スムージーなどはストロー付きで提供しています。
紙ストローを取り入れたものの、結局は廃止するケースは少なくなく、スターバックスコーヒーも2020年に導入した紙ストローを2025年1月に環境負荷が低いバイオマスプラスチック製のものに切り替えています。
ストローレスのきっかけは
2015年、南米コスタリカ沖で撮影された、鼻にプラスチック製ストローが刺さったウミガメの姿がきっかけで、プラスチック製ストロー廃止の動きが起こりました。
紙製のストローはプラスチック製の数倍の価格となり、給食用としては不向きです。
それが「ストローレス」に繋がったのです。

かつて、瓶などの容器に直接口をつけて飲むことは「ラッパ飲み」と呼ばれ、行儀が悪い行為とされていました。
「食育」も変わるのです。環境保護に繋がる「食育」素晴らしいじゃないですか。
一時期、恵方巻の食品ロスが話題になりました。
昨日は大丈夫だったかな。
廃棄処分の恵方巻はあったのかな。


