暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。収益はすべて寄付しています。

江戸時代の認知症と介護

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私の母は90歳を過ぎても歩くことができましたし(外出はシルバーカーを使っていましたが)、リハパンは使っていたものの自分でトイレに行けました(たまに失敗していましたが)。

 

家の中では歩ける、トイレも自分で行く。その状態ですと「要支援」あたりになりそうですが、母は認知症があったので「要介護2」の認定を受けることができました。

令和の現代、認知症は要介護状態となる主要な原因の1つです。

 

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認知症は昔からあった

長生きが多い現代だからこそ「認知症」の方は増えたのだろうと思えますが、江戸時代にも「認知症」は存在していました。

2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では、矢本悠馬さんが演じる佐野政言まさこと認知症の父親を介護している様子が描かれていましたね。

 

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江戸時代では、認知症とその原因となる病気、アルツハイマー病や脳卒中レビー小体型認知症などの関係は判明しておらず、「ほうける」などの言い方で高齢になれば誰にでも生じ得るものとして考えられていたようです。

 

記録に残っている「親の介護」は武士の生活ばかり。それも浪人などではなく、幕府や藩に仕えていた旗本・御家人藩士です。

公的な介護保険サービスはありませんでしたが、老親を介護するのは子どもだけでなかう、おそらく介護をするにも使用人など人手があったことでしょう。

また、当時は現代のような介護保険体制が整っていたわけではありませんでしたが、彼らは庶民のようなお金の苦労もなかったと思われます。

 

 

姥捨て山

では、庶民はどうやって親の介護をしたのでしょうか。

 

私が小学生の頃に読んだ物語に「うばすて山」がありました。

実は「姥捨て」の物語は日本各地で昔話として語り継がれており、その話数の合計は1,300以上になります。

「うばすて山」の内容もいくつかあるようですが、私が覚えているのは「難題型」と「枝折り型」をミックスさせた物語です。

ある国の殿様が、年老いて働けなくなった者は役に立たないから山に捨てよという非情なお触れを出す。主人公の青年もまた老いた母親を山に捨てるために背負っていく。その際に、親が道すがら小枝を折っているのを見た青年が何故かと尋ねると、「お前が帰るときに迷わないようにするためだ」と答える。自分が捨てられるという状況にあっても子を思う親心に打たれ、青年は親を連れ帰る。しばらくして殿様が隣の国から複数の難題を持ちかけられ、解けなければこの国を攻め滅ぼすと脅されて困り果てるが、青年はそれらの難題を老母の知恵によって見事に解いてみせる。それを知った殿様は、老人を役に立たないものと見なす間違った考えを改め、息子と老母にたくさんの褒美を与えると共に、お触れを撤回し、その後は老人を大切にするようになった。

実際に「うばすて山」があったという史料はないですし、この物語は「親孝行せよ」「老人を大切にせよ」といった教訓を含めた創作だと思います。

 

 

 

 

新井白石認知症についての記述

認知症の症状とみられる記載が、新井白石の『折たく紫の記』に見られます。

白石は明暦10(1657)年2月10日に、身分があまり高くない武士の家に生まれました。

369年前の今日です。

白石は勉強を重ねて甲府藩に仕官し、やがて幕政に加わって「正徳の治」と呼ばれる治世を導いた人物です。

彼は『折たく紫の記』で、父の友人が認知症らしき状態になった際、父が述べた言葉として次のように記しています。

「一般に、人間の気力は年とともに衰えるものだが、老いぼれる時期になると、どんなに慎重にしていても、ぼけずにはすませられない。老人がほけて見えるのは、言うべきでないことを言い、してはならぬことをするからである。要するに、よく物忘れをするからなのだ。」

 

 

新井白石が登場した大河ドラマ

新井白石は教科書にも載っている人物で、名前を知っている人は多いと思うのですが、私の記憶の中で新井白石が登場した大河ドラマが思い浮かびません。

調べてみると、1964年大河ドラマ赤穂浪士』で尾上松緑さん(2代目)が演じていらっしゃいました。

元禄太平記』『峠の群像』『元禄繚乱』など、その時代を扱った大河ドラマもあったのですが、新井白石は見当たらなかった。

 

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母は亡くなる少し前から、すぐ近所の病院などの外出時はすべて車いすになりました。

歩かなくなるとますます弱ってきますね。

母が使っていた車いすと介護ベッド

自分の足で地面を踏みしめることが認知機能の低下を防ぐといいますね。

足の裏にはたくさんのツボがありますし。

足をしっかり踏みしめる太極拳が健康にいいのはわかる気がします。