JR東日本、今日から運賃改正ですってね。
東京~金沢間の北陸新幹線が開業したのは2015年3月14日。
11年前の今日です。

私が「北陸新幹線」の構想を知ったのは、金沢に住んでいた小学生の頃。
当時「裏日本」と呼ばれていた北陸から東京へ新幹線で行ける!
名古屋出身だった母は「新幹線で名古屋に行けるわ」と喜んだものの、後に北陸新幹線は名古屋は通らないと知りがっかりしていたっけ。
雪国でも新幹線が走れる。
それを証明すべく、奮闘したたくさんの技術者たち。
NHK『プロジェクトX』で北陸新幹線開通までの物語を放送していました。
目次
北陸にも新幹線を
夢の超特急である新幹線が東京~大阪間で開通したのは昭和39(1964)年のこと。
高度成長期時代、東京~大坂間を4時間で繋ぎました。
しかし、金沢から上野までは特急でも8時間かかりました。
それから10年あまり。
「まだまだ日本には土地がたくさんありますよ。それを新幹線で結べばたいしたことないじゃありませんか。」と言ってのけた首相がいた。
「日本列島改造論」を打ち出し、日本各地を新幹線で結ぶ構想が動き出したのです。
山陽(1972年)、東北(1982年)、上越(1982年)…新幹線が次々と開通しました。
高崎から北陸に向かう新幹線の案も浮上します。
着工までに23年
北陸新幹線、それは日本海の絶壁と北アルプス、豪雪…と問題が山積み。
そもそも北陸に新幹線が必要なのかと、赤字路線への不安がぬぐいきれません。
3つのルートが提案されたものの、結局北アルプスを大きく迂回する「飯山ルート」が採用されました。
長野から新潟へ抜ける「飯山トンネル」を掘ることに決まり、1996年に着工。
北陸新幹線の構想浮上から23年が経っていました。
飯山トンネル
飯山トンネル(いいやまトンネル)は、北陸新幹線の飯山駅 - 上越妙高駅間にある、全長22.251 kmの鉄道トンネルである。北陸新幹線の既開業区間では最長のトンネルであり、日本の鉄道山岳トンネルとしては東北新幹線の八甲田トンネル、岩手一戸トンネルに次いで3番目に長い。Wikipediaより引用
生き物のような「動く山」といわれる、飯山トンネルの工事は難航を極めました。
普通の山でも5㎜から1㎝ほど動くのですが、飯山は70~80㎝動いたそうです😲
2003年9月11日には崩落事故が起きます。
トンネルが開通したのは2008年でした。
大成建設は飯山トンネルの施工により、2008年の土木学会技術賞Iグループを受賞しています。
北陸新幹線開通
北陸新幹線が東京駅から金沢駅まで開通したのが2015年。
3月でしたから、NHKの映像ではうっすら雪の残る田畑の合間を走る新幹線が映り出されていました。
私が初めて「かがやき」に乗ったのは2015年11月でした。混んでいました。
当時は北海道に住んでいたので、北海道から飛行機で金沢に行き、その後実家に向かうために「かがやき」に乗ったのです。
金沢で「北陸新幹線」ができるのを知ってから、40年以上が過ぎていました。
2024年には敦賀まで延びましたが、新大阪まで延びるのはまだ先のことになりそうです。
想定よりも集客のある北陸新幹線はまさに新幹線事業の成功例で、その後の北海道新幹線や九州新幹線の先駆けとなったのだと、元鉄道公団の依田さんがおっしゃっていたのが印象的でした。
北海道新幹線は
40数年前、私が北海道に住みだした頃、主人の上司が「もうすぐ北海道新幹線ができるからね。北海道も便利になるよ。内地(本州)まであっという間さぁ。」と言っていましたが、残念ながら北海道新幹線が開通したのは、それから30年以上後のことで、しかも東京から新北斗駅(函館の近く)までで、札幌まで開通するのはこちらもまだまだ先のことです。
私は時々新幹線を使い日帰りで金沢に行きます。
友人には「え?日帰り!?」とびっくりされたのですが、彼女の脳内は片道8時間の昭和なのかもしれない(笑)

