暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。収益はすべて寄付しています。

NHK未解決事件『赤ちゃん取り違えの深層』

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NHKの未解決事件『赤ちゃん取り違えの深層』を視聴しました。

1960~1970年代に多く発生した、病院での「赤ちゃん取り違え事件」

私はドラマやアニメでその事件を知っていましたが、実際に「赤ちゃん取り違え事件」は私の想像をはるかに超える件数があったのです。

 

目次

 

私たち世代が生まれた時期

私世代がまさにその時代で、それは発覚していない場合も多く存在していて、明るみに出ているのは氷山の一角だそうです。

当事者が気がつかないことももちろんあり、取り違えが埋もれている可能性もあるのです。

昔の産院での沐浴の映像は衝撃でした。

ストレッチャーの上に赤ちゃんがぎっしり並べられ、複数の助産師が次々とと沐浴して戻していくのです。

足の裏に名前が書いてあるだけ。それがいつの間にか消えてしまう。

あの映像を見た私と同世代の方であれば「自分は大丈夫だろうか」と不安になってしまうと思います。

高度成長期、人口が増え、出産は自宅から病院へと変わり、それは急激に世相が変化していく時代でした。

北海道の田舎に住んでいた義母は、1950年代に主人も主人の兄も自宅で出産しました。

 

東京都で実際に起こった赤ちゃん取り違え事件

番組で紹介されていた江蔵智さん(67歳)は、東京都の産院で生まれました。

幼い頃から親にも兄弟にも似ていないことを親戚に指摘されながらも、長年親子であることを疑わずに生きてきましたが、お母様の入院をきっかけに血液型を調べた結果がきっかけで、自分とは血の繋がりがないことがわかりました。

原因は東京都立墨田産院での赤ちゃん取り違えでした。1988年に閉院しています。

当時墨田産院では年間1,000人以上の出産を扱っており、それを僅か12人の助産師で対応していたといいます。

2004年にDNA鑑定をしてから、17年後の2021年、江蔵さんは東京都を相手に提訴し、2025年4月に東京地裁で「都の調査義務を認める」との判決がでました。

赤ちゃんの取り違えを起こした病院に責任があるとして運営していた東京都に親探しを命じたのです。

日本で初めての判決でした。

しかし残念ながら、今現在、江蔵さんの実の親御さんが誰なのかはわかっていないのです。

 

赤ちゃん取り違え事件を扱った物語

取り違え事件を扱ったドラマや物語は多数あります。

赤いシリーズの『赤い運命』や大映テレビの『乳姉妹』、韓国ドラマの『秋の童話』など。

そのほとんどが物語を盛り上げるために、貧乏な子とお金持ちの子の取り違えです。

 

少女コミックで連載されていた『さすらいの太陽』は取り違え事件ではなく、悪意をもって赤ちゃんの名札を取り違えた物語です。

歌手を目指す主人公峰のぞみは、藤圭子さんがモデルだそうですよ。

エンディング曲の「心のうた」が私は大好きで、今でも歌えます(笑)

「キャンディキャンディ」で有名な堀江美都子さんが歌っていらっしゃいました。

 

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相次ぐ「取り違え」を受け、医療者の団体が1968年に新生児標識法を設けました。

現在の日本では赤ちゃんは個別のストレッチャーを使い、識別用バンドを巻かれ、「赤ちゃん取り違え事件」はなくなりました。