今週のお題「いろんなすごい人がいる!」
日本のコンビニエンスストアの生みの親として知られる元セブン&アイ・ホールディングス会長の鈴木敏文氏は、先月93歳で亡くなられました。

鈴木氏は中央大学経済学部を卒業後、 東京出版販売(現・トーハン)に入社。
イトーヨーカ堂創業者の伊藤雅俊に乞われ31歳で同社に転職し、1970年代にセブン・イレブンを立ち上げ両社のトップを兼任します。
その後、セブン&アイ・ホールディングスの会長兼最高経営責任者(CEO)などを歴任し、長年にわたり日本の流通業界を牽引しました。
目次
コンビニ飛躍の要因は「おにぎり」にあり?
コンビニ業界が誕生してから半世紀。
大型スーパーと地域の商店が買い物のメインだった時代、鈴木氏が1974年にセブンイレブン1号店を開業しました。
多くの人がどこにでもいつでも買える小型の店があれば便利なのでは…と考えたのです。
アメリカ企業から提供を受けたノウハウは売上に伴う内容が乏しく、鈴木氏が「お客様の立場に考える」「仮説をたてて検証する」という基本を理念に考え出した代表商品が「おにぎり」でした。
おにぎりは家で作るもの…という思いがあり、社内では反対意見が多くありましたが、米や海苔にこだわった美味しい商品を開発し、今ではコンビニ商品の代表となりました。
田舎のコンビニは?
私は1970年代を北陸の金沢市で過ごし、当時は金沢にコンビニはありませんでした。
高校時代まで「セブンイレブン」「コンビニ」という名称すら知りませんでした。
初めてのコンビニとしてローソンが金沢市で開業したのは1986年、その後ファミリーマートが開業しました。金沢市でのセブンイレブン1号店は2009年開業なのです。
私は札幌市に住むようになり初めてセブンイレブンが日常になりました。
しかし、その頃まだローソンは北海道にありませんでした。
ローソンの北海道1号店が開業したのは、1986年のことでした。
ローソンが北海道最北の地、宗谷地方に出店をしたのは、3年前のことです。
【北海道地方】日本最北の街にローソン初出店。稚内市内の2店舗が北海道産木材を使用した店舗としてオープンし、「HOKKAIDO WOOD BUILDING」に登録されました|ローソン公式サイト
ちなみに、北海道で初めてコンビニを開業したのは、セブンイレブンではなくセイコーマートでした。
1971年に札幌市北区に開業しています。

さまざまなコンビニでのサービス
コンビニATMの設置はセブンイレブンが初でした。
金融業界から強烈な批判があったものの、鈴木氏の「客の立場に立つ」という理念により「土日や夜でも現金が必要になった」「香典袋を購入するついでに現金を引き出したい」といったニーズに対応できる結果となりました。
機能を絞り、低コストのATMを開発し、現在のコンビニATMの起爆剤となりました。
その他、公共料金収納代行や住民票の写しの発行など、最近では当たり前になったさまざまなサービスが登場してきます。
利便性の高いサービスや新しい販売のやり方は、他の大手チェーンにも広まり、今ではコンビニは日本全国で5万6千店あまり、売り上げは13兆円となりデパートの2倍、さらに日本流のコンビニは世界にも広がりつつあります。
コンビニの課題
これからのコンビニの課題はいくつもあります。
そのひとつが24時間営業です。
深刻な人手不足を背景に加盟店側と訴訟問題が起きたこともあります。
立地や店舗の状況を踏まえ、24時間営業をやめたりセルフレジの導入などが進められています。
テレワークの普及でオフィス近辺のコンビニの売り上げは伸び悩み、物価高によりコンビニより安いスーパーで商品を買う顧客も増えています。
私もコンビニで買い物をする頻度は実は少ないのです💦
でもないと困るんですよね。
税金の支払いなどには便利に使わせてもらっています。
近所のコンビニはお昼時などはレジが長蛇の列です。
NHKドラマ『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』を視聴しています。
身近にあるコンビニの話は面白いです。
コンビニスイーツ作りの裏側を知るきっかけになった『この恋あたためますか』も好きでした。

