大掃除も終わって、今日はおせち料理の準備に全力投球という方が多いかもしれない。
学生時代の友人からごまめ(田作り)を作っている途中だという画像が届いた。
「ごまめ」という名称は、関西で使うことが多いのだろうか。
友人は金沢生まれの金沢育ち。
私は「田作り」という。
「ごまめ」も「田作り」も同じ物だけど、「ごまめ」はお惣菜で「田作り」は正月関連料理という認識でいいのかな。
そうこうしているうちに、友人から「ナッツ投入!できあがり~」と、また画像が届いた。
その友人の昨年のおせち料理がこれ。
全部手作り。
毎年、子供家族はもちろん、姉妹家族なども大勢が集まるそうだ。
普段フルタイムで働いているのに、年末年始も休むことなく動き回っている友人は昔から活動的だった。
じっとしていることがない。
私は金沢で学生時代を過ごしたが、金沢という土地柄なのか、私の友人たちはみんな結婚が早く、また義両親と同居している人も多い。
自分自身が幼少の頃から祖父母と一緒の3世帯で暮らしていたという友人も多い。
そんな彼女たちと、ある日キャンパスを歩いていた時のこと。
私たちは20歳。
キャンパス内は工事中で、働いている作業員の方が出入りしていた。
そんな方たちとすれ違う時に私は「ご苦労様です」と会釈をして挨拶をする。
その様子を見ていた友人たちに言われた。
「学生である私たちが、働いている方に『ご苦労様です』はないと思う。『ありがとうございます』と挨拶すべきだよ。」
みんな真面目で礼儀正しい子たちだったのだ。そしてそんな常識的なマナーに詳しかった。
このエピソードはほんの一例。
私は友人たちに多くのことを学んだ。
今でも付き合いが続いている。
お取り寄せのおせち料理が数日前に届いた。
私はそれを重箱に並べるか。
そしてちょっとはごちそう作るか!
どうせ誰も来ないけどね~。