暮らしと勉強、猫も介護も~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。片づけと大学通信教育部の勉強と猫と介護と。そんな雑記ブログです。

歴史

白絹手鞠

Toclasのショールームに見学に行った時に飴をもらいました。 この飴、ネーミングが可愛いんです。 「白絹手鞠(しらぎぬてまり)」といいます。 「まり」という漢字は、「毬」を連想しますか?それとも「鞠」を連想しますか? 「鞠」も「毬」も「まり」と読…

「らんまん」藤丸次郎

昨日12日㈫のNHK朝ドラ「らんまん」では、藤丸次郎が熱く語るシーンに胸が高鳴りました。 日本酒の中の「菌」、清酒酵母菌について語る藤丸次郎。 お酒ができるのは蔵の中に「お酒の神様」がいたからではない。蔵の中に清酒酵母が住んでいたから。 「おな…

家康のおじいちゃん、松平清康

徳川家康 徳川家康の「康」は祖父7代当主松平清康からとったと言われています。 若くして亡くなった清康があと5年長く生きていたなら、天下は清康の時代にとれたのではないかと言い伝えられているほどに、すぐれた武将だったようです。 目次 松平家ファミ…

福田村事件

今年は関東大震災が起きてちょうど100年になります。 大正12(1923)年9月1日に関東大震災が起きましたが、その混乱および流言蜚語(りゅうげんひご)が生み出した社会不安の中で、悲しい事件が起きました。 目次 自警団が組織されていた 香川県…

『あまちゃん』と『らんまん』

私は毎朝7:15からNHKBSプレミアムで『あまちゃん』を見て、そのまま7:30から『らんまん』を見ています。 『あまちゃん』はNHKオンデマンドですでに全話視聴しているのですが、時計がわりでもあり、毎日また見ています。 結果がわかっているのに、再…

非常食を購入しました

関東大震災から今年で100年になります。 そのせいか、TVなどでは防災についての特集がよくあります。 私がこの家で母と同居するようになったのは6年前。 その時にリュックに詰め込まれた大量の缶詰を発見しました。 非常食のために買っておいたのでしょ…

現在の世界史の教科書と40年前の「中国史」

20世紀になったばかりの1901年。 明治34年8月4日に宮﨑市定(みやざきいちさだ)は生まれました。 122年前の今日です。 生まれたのは長野県下水内郡秋津村。現在の飯山市です。 誰?宮﨑市定って誰? 目次 宮﨑市定の経歴 宮﨑市定の晩年 40…

「通詞」って何?

江戸時代は、「鎖国」と呼ばれる海外との国交を絶つ方針でした。 しかし長崎は海外と交流がありました。 出島にはオランダとの交渉に欠かせない人たちがいました。 阿蘭陀通詞(おらんだつうじ)です。今でいう通訳ですね。 目次 鎖国の江戸時代から幕末へ …

本能寺の変

過去に本能寺の変のシーンは何度もドラマに登場しました。 今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」でもいよいよですね。 画像はphotoACのフリー素材 目次 大河ドラマにみる本能寺の変 2017年「おんな城主 直虎」 2020年「麒麟がくる」 1973年「国…

歴史的にみた日本の食卓テーブル

毎日の食事。 どこでいただいていますか? ダイニングテーブルで食事する方が多いでしょう。 目次 明治時代以前の食卓 ちゃぶ台の登場 昭和の時代 時代錯誤だった(?)我が実家の食卓 明治時代以前の食卓 日本人がちゃぶ台を使うようになったのは明治時代か…

食べる順番、その歴史

最近、昼食を食べた後の「眠気」が強くなってきました。耐えきれず、ソファーに寝転んでウトウトしてしまうこともあります。 目次 血糖値の急上昇を避ける「食べる順序」 昔の食べる順番 明治時代 昭和になっても 一汁一菜 豊かな食事到来 血糖値の急上昇を…

寛永十六年七月令(第五次鎖国令)、鎖国の完成形

寛永16(1639)年、江戸幕府が「寛永十六年七月令」を布告し、ポルトガル船の入港を禁止します。 もし来航した場合は船を破壊し、乗組員は斬罪に処す…と。 経済事情で考えると、日本にとって南蛮貿易を失うことは痛手だったのでしょうけど。 「島原の…

氷室饅頭

加賀藩政期、前田家では旧暦6月1日に山中の氷室を開き、冬の間貯えておいた雪氷を遠く江戸将軍家に献上していました。 長い道中、無事に氷が届けられるよう、庶民の間では麦饅頭を神仏に奉納し、その後、無病息災を祈願して食された風習が氷室饅頭として今…

バテレン追放令

キリスト教を快く保護したのは織田信長。 しかし信長の死後、後を継いだ豊臣秀吉はそうではなかった。。 ただ、秀吉はキリスト教を禁止したというよりは、制限したという方が正しいでしょう。 秀吉が出したのは禁教令ではなく、バテレン追放令です。 バテレ…

豊臣秀頼生存説

歴史上、非業の死を遂げた人物に「生存説」はつきものです。 源義経が海をわたって、チンギス・ハーンになったとか。 お市の方が賤ヶ岳の戦いしずがたけのたたかいの時、北ノ庄城の裏手から逃げ出し、伊賀で隠れ住んでいたとか。 明智光秀が僧・天海になった…

天明の打ちこわし

物の値上げが止まりません。 食費の優等生、卵でさえも。鶏インフルエンザの影響もありますね。北海道での卵不足を思えば、高くても買えるだけありがたいです。 日本では過去にも、値上げによる庶民の抗議が何度かありました。 今から240年ほど前の天明7…

徳川家康長女亀姫

永禄3(1560)年6月4日。 463年前の今日、徳川家康に長女亀姫が誕生します。 あの「桶狭間の戦い」の2週間後のことでした。 母は築山御前。同母兄に松平信康。 徳川家康 目次 奥平信昌の正室 築山殿ゆずりのキツイ性格? 晩年 宇都宮城釣天井事件…

世界三大記念艦「みかさ」と日露戦争

長女夫婦が横須賀で見てきたという「三笠」。 「三笠」は、英国の「ヴィクトリー号」、米国の「コンスティテューション号」と共に、三大記念艦として知られています。 日露戦争は、ロシアの極東進出によって存亡の危機に立たされた我が国が心身を尽くして戦…

苦難突破の植物オタク、牧野富太郎博士

今期のNHK朝ドラ「らんまん」 主人公は植物学者の牧野富太郎博士。 NHKBSプレミアムで牧野富太郎博士について考察していました。 ゲストの脳科学者中野信子さんも作家荒俣宏さんも、そしてメインパーソナリティの磯田先生も牧野博士の大ファンだそうです。 …

「どうする家康」の井伊直政が美しい

NHK大河ドラマ「どうする家康」第15回終盤から登場してきた井伊直政。 6年前の「おんな城主 直虎」では菅田将暉さんが演じた井伊直政を今回は美しい板垣李光人さんが演じます。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||functio…

蝦夷地と呼ばれた北海道

北海道はでっかいど~ 北海道はその昔、蝦夷と呼ばれていました。 そこに住んでいたのはアイヌの人たちでした。 目次 蝦夷の祖(?)、蠣崎季繁 松前藩の政治 蝦夷錦 蝦夷の祖(?)、蠣崎季繁 北海道が蝦夷地と呼ばれた時代。 もともとは蠣崎氏(かきざきし…

家康にとっての1570

NHKBSプレミアム「英雄たちの選択」で、29歳の徳川家康がとても多忙であったと考察していました。 1570年。永禄から元亀に改元された年です。 家康が最も忙しく過酷であった1年です。 目次 姉ヶ崎の戦い 越前への出陣 金ヶ崎の退き口 姉川への出陣 将…

今川氏真とその妻

私は今川氏真が好きです。 きっかけは2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」を観たから。 もっと正確に言うと、その「おんな城主 直虎」に絡めて、2017年7月のNHK「歴史秘話ヒストリア」での今川氏真についての解説を視聴してからです。 hiro-bea…

県別の”縄文度”、遺伝子から探る人類史

東京大学の研究者が発表した論文で、現代の日本人1万人の遺伝情報などを分析し各県ごとに縄文人由来の遺伝的変異をどれくらい持っているか地域差を明らかにしました。 目次 縄文時代と弥生時代 県別の”縄文度” 縄文人の体格、渡来人の体格 渡来人の血液中の…

「おんな太閤記」最終回

1年間にわたって、日曜日朝に放送されていた大河ドラマアンコール「おんな太閤記」が先週終了しました。 主人公は、豊臣秀吉の正妻北政所。 若い頃私は毎週視聴していたので、内容は覚えています。 あまり好みの大河ドラマではなかったのですが、夏目雅子さ…

冷え性からうつ病を発症?

NHK大河ドラマ「どうする家康」は、その日によって良質なお話であったり、「❓」というお話であったり、ハイ&ローのクオリティのような気がいたします。私個人の感想です。 第11回「信玄との密約」では、椿姫とも謳われる「おんな城主」田鶴姫の最期に心打…

天下人徳川家康が愛した眺望と米倉忠仰の陣屋

昨年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の北条義時は後半、どんどんダークサイトに落ちた主人公になりました。 友人は「今までの大河ドラマの主人公で悪人っていなかったよね。」と言っていましたが、私の記憶の中で、『元禄太平記』の柳沢吉保(石坂浩二氏演)と…

家康と戦った鵜殿長照と開国への道に繋いだ鵜殿鳩翁

大河ドラマ「どうする家康」いかがでしょうか。 昨年の「鎌倉殿の13人」に比べて、ちょっと物足りないという意見も見かけますが。 私は十分楽しんでますよ。 目次 鵜殿長照って誰? 「麒麟がくる」での鵜殿長照 「どうする家康」での鵜殿長照 鵜殿長照の最…

なぜ、松平信康は死ななければならなかったのか

永禄2(1559)年3月6日、松平信康は松平元康(後の徳川家康)の長男として駿府で生まれます。 464年前の今日です。 今川氏の人質として幼少期を駿府で過ごしますが、桶狭間の戦いの後に徳川軍に捕らえられた鵜殿氏長・氏次との人質交換により岡崎…

庶民を苦しめた物価高、飢饉、税金

春キャベツ:長女作の絵手紙 お野菜高いですね。 玉子もあいかわらず安くないですね。 光熱費もすごいことになっています。 何もかも高いですね。 物価高のしわ寄せは庶民にくるのです。 目次 米騒動 江戸の三大飢饉 享保の飢饉 天明の飢饉 天保の飢饉 三河…