ようやく読み終えました。
フィンランドといえば、2019年幸福度ランキングで1位になった国です。
マイナス20℃を下回ることもある冬。日照時間が1日3時間という日もある。
気候的に決して恵まれているとはいえないけど、そこで暮らす人たちの幸福度は高いという。
家族を大事にし、なおかつ趣味を楽しむために、仕事は午後4時で終了する。夏休みはたっぷり4週間とるのが当たり前。
本が執筆されたのは、コロナ禍の前ですが、当時から『必ずしも会うことを重視しない』という仕事のやり方は、今の現状に多いに参考になると思いました。
仕事を効率よくすすめるために、必要のない会議はしないし、要件は電話やメールで済ます。
挨拶のための顔合わせは、最低限にする。
仕事のやり方は、本を読む前から想像していたとおりです。
興味深いのはシンプルな生活スタイルです。
そして、一品料理やパンのみの簡単な食事。
頑張りすぎないゆるい生活から得られる時間と余裕で余暇を楽しむことができるのです。
私が最も感銘を受けたのは、何歳になっても学ぶという姿勢です。
専門性や高度なスキルを育てるための教育や研修の制度。
転職のために大学に入りなおす40代。